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女性医師支援

ライフステージに合わせて、自分らしいキャリアを。

結婚や出産、子育ては、医師としてのキャリアの大切な節目です。

当科では、一人ひとりのライフステージに応じて勤務形態を柔軟に調整しながら、専門医取得や学位取得、その先のキャリア形成まで継続できる環境を大切にしています。

ここでは、実際に子育てをしながら勤務している女性医師の経験をご紹介します。

木下真希(2014年卒)先生からのメッセージ

女性医師は結婚、子育てという人生の中での大きな変化を迎える際に、仕事との両立への不安が大きいです。

特に妊娠中、育休、仕事復帰と働き方が大きく変わるため、周囲のサポートを必要とします。

実際に1歳の子供を育てながら時短勤務で働いている立場から、当科のサポート体制についてご紹介します。

 

就職から現在に至るまでのキャリアと子育て期間の具体例をお示しします。

私は4年目に腎臓内科入局し6年目から新小山市民病院の派遣に1年半行ってきました。派遣から自治医大に戻ってきて腎臓・透析専門医を取得しました。この頃に結婚し、そうこうしているうちに妊娠が判明し9年目から産休・育休をとらせてもらい時短勤務で復帰しました。時短勤務で働きながら、上の先生にご指導いただき論文作成などを行い学位(医学博士)を取得することができました。

同期の別の医師は、4年目で入局・内科認定医を取得し、主に病棟で主治医として勤務していました。その年に結婚し、6年目と8年目に産休・育休を取得し、2人の子育てをしながら時短勤務で働いています。

 

産前に心配だったことは色々とありました。

保育園について、育休は1年間取得できると言われたけれどそれまでに保育園に入れるか心配でした。幸い、私は家の近くの保育園にすんなり入ることができました。しかし別の医師は中途入園は難しく4月でないと入園できない状況でした。医局長に相談したところ、「保育園に入るまで育休を取ればいいんだよ、子供には先生しかいないのだから」と言ってくれて、育休を延長することができました。

育休から復帰後の勤務について、小さな子供はすぐに熱を出すと聞いたことがあり、早退や遅刻してしまっても大丈夫なのか心配でした。実際に子供が発熱や下痢などで保育園に預けられずに欠勤や、小児科受診や病児保育室に預ける手配をするため遅刻をしてしまうこともあります。職場復帰後は早退や遅刻で急にいなくなっても困らないよう様子を見ながら仕事を振ってもらえました。そして、いないときにはバックアップの先生が対応してくださいました。

職場復帰の際、産休・育休で1年以上診療から離れていたから業務内容や手技など忘れていることばかりで周りの先生の迷惑になったりしないか不安もありました。でも、どの先生も優しくて気軽に相談をしたり手技の見守ってくれて、安心して勤務することができています。

 

個人的なことにはなりますが、私は夫の仕事の都合もあり3年前から東京に住んでいます。朝は私の方が早く家を出るため、夫が息子を保育園へ連れて行ってくれています。病棟の先生方のサポートもあり、帰りは私が17時までには保育園にお迎えに行けています。保育園に通い始めて約半年経ちますが、息子は体調を崩すことも少なく元気に過ごしてくれています。家族や周囲の先生方の協力に恵まれ、遠方からの勤務ができています。

 

具体的な1週間の勤務内容についてお示しします。

8:30~14:15の時短勤務です。病棟業務となっているところは、急な子供の呼び出しに対応できるようにチームには所属せず、主治医が外勤や外来で不在のチームのレジデントの先生をサポートしたり、緊急入院患者対応やカテーテル挿入、腎生検などの手技のお手伝いをしたりしています。

外勤は週1コマで、透析クリニックで9時頃から14時頃まで勤務します。こちらも何かあったとき支障をきたさないよう常勤医師がいるところに行かせてもらっています。

業務が終わったら、子を迎えに行って、夕飯、お風呂、寝かしつけ、洗濯などの家事をしています。

 

外来メインの業務をしている医師もいます。初診外来、腹膜透析外来、腎臓内科の継続外来を曜日によって診療し、水曜日は透析センターで勤務することで、カテーテル挿入や穿刺などの手技もこなしています。

 

現在当科では小さい子を子育て中の女性医師が3人います。勤務形態は各々の希望に応じて医局長と相談して決まり、週20時間+外勤や週30時間で勤務しています。

イクメンもたくさんいるので、みんなでわいわい子育ての相談をしたり、仕事復帰時の不安を分かち合ったりできます。

サポート体制があるので子育てしながらも時短勤務しやすい環境です。産休・育休・その後の復帰、専門医や学位取得に関してある程度道筋ができていて安心です。

 

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