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第54回 日本腎臓学会東部学術大会のご報告

2024年9月28日〜29日: ライトキューブで当科が大会長校を務めた第54回日本腎臓学会東部学術大会が開催されました。

当科からは大会長講演、大会長企画1演題、シンポジウム1演題、教育講演1演題、ランチョンセミナー1演題、一般演題10演題の発表がございました。

また大江一帆先生が大会長賞、酒井雅人先生がプログラム委員長賞を受賞されました。

 

大会長講演「地域を護る臨床腎臓学の真髄」

長田 太助 先生

  • 大会長企画「CKD合併高血圧の病態と治療戦略」 

糸球体高血圧と尿細管虚血を標的としたCKD合併高血圧の治療戦略

増田 貴博 先生

  • シンポジウム1 「SGLT2阻害薬の次の一手を考える」

CKD stage G4, G5や高齢CKD患者におけるARNIの腎保護作用に対する期待と注意点

菱田 英里華 先生

  • 教育講演11「CKD診療ガイドライン2023とCKD診療ガイド2024」

秋元 哲 先生

  • ランチョンセミナー12 「LDLアフェレシス適応拡大の展望」

「当院での難治性ネフローゼ症候群におけるアフェレシスの治療経験~新規保険適応となった膜性腎症および微小変化型ネフローゼ症候群の症例も交えて~」

菱田 英里華 先生

 

  • 一般演題(口演) POEMS様の臨床像を呈しイムノタクトイド糸球体症(ITG)が疑われた一例 大会長賞

大江 一帆 先生 

  • 一般演題(口演) ゲムシタビン(GEM)による血栓性微小血管症(TMA)の臨床経過評価に血清シンデカン-1が活用できた1例 プログラム委員長賞

酒井 雅人 先生 (昨年度の当科後期研修医、現当科研究生、自治医大卒業生(福井県))

  • 一般演題(口演) ステロイド単独治療が奏功したTAFRO症候群の一例

神永 洋彰 先生

  • 一般演題(口演) COL4A4ヘテロ接合性ミスセンス変異を認めた常染色体顕性アルポート症候群(ADAS)の一例

大野 和寿 先生

  • 一般演題(ポスター) 生体腎移植ドナーに発症した膜性腎症(MN)の一例

橋本 麻美子 先生

  • 一般演題(ポスター) 加速型悪性高血圧にて血液透析開始され、約2年後に腹膜透析に移行した若年成人の1例

常松 大帆 先生 (芳賀赤十字病院)

  • 一般演題(ポスター) MPO-ANCA及び抗GBM抗体陽性の急速進行性糸球体腎炎に対してリツキシマブを併用した治療が奏功した一例

土井 秀悟 先生 (東京大学腎臓・内分泌内科ご所属、昨年度の当科後期研修医)

  • 一般演題(ポスター) 著明な尿中β2ミクログロブリン上昇を指標とした治療選択が腎機能改善に寄与したSLE合併IgG4関連腎臓病の一例

谷口 惟 先生    (当院初期研修医)

  • 一般演題(ポスター) 肺非結核性抗酸菌症の治療でIgA腎症が寛解したKartagener症候群の一例

中田 翔太 先生 (当院初期研修医、来年度から入局予定)

  • 一般演題(ポスター) ANCA関連血管炎の発症を契機に胃癌と大腸癌の早期診断に至った一例

宮川 友結 先生 (当院初期研修医)

 

その他、シンポジウムやクイズ大会、学生・研修医セミナーの座長で当科医局員が大活躍いたしました。追って内容を更新いたします。

 

参加された先生方、ご指導いただいた先生方、多大なるご貢献を賜り、大変ありがとうございました!!