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お知らせ一覧

増田貴博先生の論文がPhysiological Reportsに掲載されました

SGLT2 gene expression in thirst-promoting NOS1 neurons and vasopressin-synthesizing neurons in male rats

飲水を促すNOS1ニューロンとバソプレシン産生ニューロンにおけるSGLT2遺伝子の発現

Physiological Reports 14, 17, e71100  Published: 14 September 2026

本研究は、本学神経脳生理学教室および米国カリフォルニア大学サンディエゴ校Vallon研究室との共同研究です。
SGLT2が腎臓だけでなく、脳内の飲水を促すニューロンやバソプレシン産生細胞にも発現することを明らかにし、SGLT2が中枢性の体液調節に関与する可能性を示しました。

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平井啓之先生の論文がKidney and Dialysisに掲載されました

Anti-SARS-CoV-2 Spike Antibody Response to Seven Doses of BNT162b2 mRNA COVID-19 Vaccine and Associated Factors in Hemodialysis Patients

血液透析患者における新型コロナウィルスワクチン7回接種に対する液性免疫応答および関連因子

Keiji Hirai, Masako Shimotashiro, Ryoko Sasaki, Junki Morino, Yuko Mutsuyoshi, Haruhisa Miyazawa, Kiyonori Ito, Takahiro Masuda, Susumu Ookawara and Yoshiyuki Morishita

Kidney Dial. 2026, 6(3), 60  Published: September 9, 2026

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当科は、新しい仲間を募集しています

あなたの力を, 今必要としています

自治医科大学腎臓内科では、ともに診療・教育・医学の発展を担う新しい仲間を積極的に募集しています。

腎臓病診療、血液透析、腹膜透析、急性血液浄化など、幅広い臨床経験を積みながら、一人ひとりが医療チームの中心的な役割を担うことができます。

経験年数にかかわらず、それぞれの目標やライフステージを尊重し、腎臓内科医としての成長を支えます。

今日の診療を、未来の医療へ

日々の診療の中で生まれた問いに向き合い、得られた新たな知見を、国内外の学会や論文を通じて世界へ発信する。

一人ひとりの気づきと挑戦が医学を前へ進め、目の前の患者さん、そして未来の患者さんを支える医療につながります。

当科では、症例報告や学会発表から、臨床研究、基礎研究、学位取得、国際学会での発表、海外留学まで、それぞれの希望に応じた挑戦を支援しています。最初から研究テーマを持っている必要はありません。診療の中で感じた疑問を、指導医とともに医学的な成果へ育てていくことができます。

一人ひとりが主役になれる場所です

当科では、若手のうちから豊富な症例を経験し、診療の重要な役割を担うことができます。

上級医との距離が近く、臨床上の判断から学会発表、論文作成、将来のキャリア形成まで、直接指導を受けられることも当科の特徴です。

大きな組織の一員として埋もれるのではなく、自分の力が診療科を支え、患者さんへの貢献につながっていることを実感できます。

多様なキャリアを応援します

目指す腎臓内科医の姿は、一つではありません。

当院で臨床・研究・教育に取り組む道、地域の基幹病院で中心的な役割を担う道、透析や腹膜透析、各種手技の専門性を磨く道、海外留学に挑戦する道など、一人ひとりの希望に応じたキャリア形成を支援します。

仕事と育児・家庭生活との両立についても、それぞれの状況に応じて相談しながら働き方を考えていきます。

まずは、私たちの診療を見に来てください

腎臓内科に興味のある初期研修医・専攻医の先生、大学病院で新たな挑戦をしたい先生、これまでの経験を活かして診療・教育・研究に加わりたい先生を歓迎します。

見学や入局に関する相談は、随時受け付けています。すぐに進路を決める必要はありません。まずは一度、当科の診療や医局の雰囲気を実際にご覧ください。

皆さんと一緒に働けることを、医局員一同、心から願っています。

 

医局案内

 

Build the Future Together

― 新しい仲間と、これからの腎臓内科を。 ―

 

連絡先

〒329-0498 栃木県下野市薬師寺3311-1
自治医科大学 内科学講座 腎臓内科学部門

TEL:0285-58-7346 FAX:0285-44-4869
E-mail:[email protected]

診療科長 森下 義幸 [email protected]

医局長  増田 貴博 [email protected]

病棟医長 平井啓之 [email protected] 

当科の多様なキャリアストーリーを掲載しました

それぞれの道で、腎臓内科医として歩む

自治医科大学腎臓内科の多様なキャリアストーリー

 

腎臓内科医としてのキャリアは、ひとつではありません。臨床と子育てを両立する道、海外で研究に挑戦する道、専門性を生かして地域に根ざしたクリニックを開く道――。当科で経験を積み、それぞれの道を歩んでいる医師たちのキャリアを紹介します。

 

CAREER 01|子育てとキャリアの両立

木下 真希 先生

自治医科大学腎臓内科 助教

その時々にできることを積み重ね、キャリアをつないでいく

二度の産休・育休を経て、現在は子育てと両立しながら臨床を続けています。限られた勤務時間の中でも、日々の診療や学会発表を一つずつ積み重ね、腎臓専門医・透析専門医の取得、さらに学位取得へとつなげてきました。

子育てをしながら働き続けるために

子どもの急な発熱などで、やむを得ず仕事を休むこともあります。そのようなとき、大学病院には多くの医師がいて、互いに支え合える環境があることに何度も助けられてきました。周囲からサポートしてもらうことの多い立場ではありますが、自分にできることを考え、日常業務の中で少しでもチームに貢献することを大切にしています。

現在の仕事のやりがい

外来診療では、一人の患者さんを長期にわたって診ることができ、経過を一緒に見守っていけることに大きなやりがいを感じます。判断に迷うときには周囲の先生方に相談しながら診療を進めています。透析管理でも、比較的安定した患者さんから慎重な対応が必要な患者さんまで幅広く担当し、治療チームの一員として役割を果たせたと感じる瞬間に、仕事を続けてきてよかったと思います。

若手医師へのメッセージ

結婚や出産などのライフイベントは、すべてを思いどおりの時期に計画できるとは限りません。その時々の生活に合わせて、働き方を変えざるを得ないこともあると思います。私自身、医局の先生方の指導と支援に恵まれ、専門医と学位を取得することができました。学位論文には、出向先で取り組んだ観察研究のデータを発展させた論文を用いています。

将来どのようなライフイベントがあるか分からなくても、その時々にできる範囲で、臨床や学会発表などを続けていくことが、後になって専門医取得や学位取得につながることがあります。歩みを止めるのではなく、自分にできる形で続けていくことを大切にしてほしいと思います。

略歴

 

2014年 獨協医科大学卒業、自治医科大学附属病院 初期臨床研修

2016年 自治医科大学附属病院 内科後期研修

2017年 自治医科大学附属病院 腎臓内科後期研修

2019年 新小山市民病院 腎臓内科

2020年 自治医科大学附属病院 腎臓内科 臨床助教

2021年 日本透析医学会専門医取得

2022年 日本腎臓学会専門医取得、第一子産休・育休

2023年 復職(週20時間の短時間勤務)

2024年 自治医科大学附属病院 腎臓内科 病院助教

2025年 第二子産休・育休、医学博士取得(論文博士)

2026年 復職、自治医科大学附属病院 腎臓内科 助教。総合内科専門医・日本腎臓学会指導医取得

 

 

CAREER 02|海外留学

大野 和寿 先生

University of California San Diego, School of Medicine
Division of Nephrology-Hypertension, Visiting Scholar

臨床と研究の経験を携え、世界の研究環境へ

自治医科大学腎臓内科で幅広い臨床経験を積み、大学院で基礎研究に取り組んだ後、2026年5月から米国カリフォルニア大学サンディエゴ校(UC San Diego)へ留学しています。Volker Vallon教授、Prabhleen Singh教授の研究グループに所属し、腎障害に伴う代謝変化を研究しています。

留学を決意したきっかけ

父が米国へ研究留学していたことから、中学・高校生の頃より漠然と海外留学に関心を持っていました。自治医科大学大学院で研究に取り組んだことをきっかけに、自分の研究をさらに発展させたい、異なる文化や言語の中で生活してみたいという思いが具体的になり、留学の時期や方法を考えるようになりました。

UC San Diegoで得ている経験

UC San Diegoでは、多様なバックグラウンドを持つ研究者と日常的に議論しながら、腎障害時の近位尿細管におけるエネルギー代謝の変化や、急性腎障害(AKI)から慢性腎臓病(CKD)への進展機序を研究しています。新しい実験手法に加えて、研究テーマの組み立て方、結果の解釈、活発なディスカッションなど、海外の研究環境ならではの経験を重ねています。

生活面では、日本とは異なる文化や環境に戸惑いや難しさを感じることもありますが、それも含めて毎日が新鮮な経験です。研究と生活の両面で刺激を受けながら、現地での時間を楽しんでいます。

 

自治医科大学腎臓内科で得たもの

当科では、腎炎、AKI、CKD、透析など幅広い領域の診療を経験し、興味深い症例については症例報告や臨床研究にも取り組んできました。また、基礎系研究室との連携が深く、大学院時代から分子病態治療研究センター・分子医工学研究部で基礎研究を行う機会にも恵まれました。

日々の臨床に加えて、臨床研究、基礎研究、海外留学など、さまざまなアカデミックキャリアについて相談し、自分に合った進路を選べることは当科の大きな特徴です。私自身もその環境に支えられ、臨床と研究の経験を積み重ね、現在の留学へとつなげることができました。

海外留学に関心のある若手医師へ

海外留学では研究そのものだけでなく、異なる文化や価値観の中で生活し、多様な研究者と交流することで、日本にいるだけでは得にくい視点を持つことができます。準備や生活面で大変なこともありますが、それ以上に得られる経験は大きいと感じています。海外での研究に少しでも興味があれば、まずは身近な先輩や指導医に相談し、具体的な一歩を踏み出してみることをお勧めします。

専門・研究テーマ

  • 腎臓内科学一般、遺伝性腎疾患
  • 急性腎障害を早期発見するためのバイオマーカー
  • 腎疾患患者における運動療法
  • 腎障害後の組織修復・線維化機序
  • 腎障害に伴う近位尿細管のエネルギー代謝変化

略歴

2015年 昭和大学医学部卒業、自治医科大学附属病院 初期臨床研修

2017年 自治医科大学腎臓内科

2019年 自治医科大学大学院 入学

2024年 自治医科大学大学院 修了

2025年 芳賀赤十字病院

2026年 UC San Diego Division of Nephrology-Hypertension 留学

 

 

CAREER 03|クリニック開業

小倉 学 先生

おぐら内科・腎クリニック 院長/医学博士

腎臓内科・透析医療の専門性を、地域の身近な医療へ

大学病院や地域の基幹病院で腎臓内科・透析医療の経験を積み、2013年に栃木県小山市で「おぐら内科・腎クリニック」を開院しました。現在は、生活習慣病から慢性腎臓病、透析医療まで、地域に根ざした幅広い診療を行っています。専門医としての高度な知識と、患者さんの生活に寄り添う身近な医療を両立している、医局OBの一人です。

臨床経験を重ね、地域医療の道へ

山形大学医学部卒業後、自治医科大学附属病院で一般内科診療に従事し、2004年に自治医科大学腎臓内科へ入局しました。その後、古河赤十字病院、芳賀赤十字病院、自治医科大学附属病院、新小山市民病院などで、腎臓病・透析医療を中心に研鑽を重ねました。

自治医科大学大学院医学研究科を修了し、医学博士を取得。自治医科大学附属病院腎臓内科特任講師、新小山市民病院透析センター長・腎臓内科科長などを歴任した後、自らのクリニックを開院しました。当科で培った専門性は、大学や基幹病院での診療だけでなく、地域の患者さんを長く支える開業医としてのキャリアにもつながっています。

若手医師へのメッセージ

腎臓内科、透析医療、シャント治療はいずれも、開業後も自院で対応できる部分が多く、長く診療に携わることのできる魅力ある分野です。

また、腎臓内科で身につける知識や経験は、生活習慣病の管理、一般内科診療、全身管理など多岐にわたり、開業後の診療においても大きな武器となります。

私自身、開業後も大学病院や関連病院の先生方、後輩たちに支えられながら、楽しく診療を続けています。このように、腎臓内科にはさまざまな魅力があり、私はこの分野を選択して本当によかったと感じています。

略歴

2001年 山形大学医学部医学科卒業、自治医科大学附属病院 一般内科

2004年 自治医科大学附属病院 腎臓内科 入局

2005年 古河赤十字病院 内科

2006年 芳賀赤十字病院 内科

2007年 自治医科大学附属病院 腎臓内科 病院助教

2010年 自治医科大学大学院医学研究科修了、医学博士取得。芳賀赤十字病院、自治医科大学附属病院腎臓内科 特任講師

2012年 新小山市民病院 透析センター長・腎臓内科科長

2013年 おぐら内科・腎クリニック 開院

主な資格

  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本透析医学会専門医・指導医
  • 日本腎臓学会専門医・指導医
  • 腎代替療法専門指導士
  • 身体障害者福祉法第15条指定医(腎臓機能障害)
  • 難病指定医

腹膜透析(PD)外来見学のご案内

当科では、PD診療に携わる医療従事者や、今後PD外来の開設・充実を検討されている医療機関を対象に、PD外来見学を随時受け入れています。

PD導入、外来管理、患者指導、多職種による診療体制など、実際のPD外来をご見学いただけます。見学内容や日程については、各施設のご希望を伺ったうえで個別に調整いたします。

対象

医師、看護師、臨床工学技士など、PD診療に携わる医療従事者

お申し込み・お問い合わせ先

見学をご希望の方は、所属施設、職種、希望時期、見学を希望する内容を明記のうえ、下記までお問い合わせください。

自治医科大学 腎臓内科(透析センター)
 増田 貴博
 E-mail:[email protected]

自治医科大学透析センター

 電話(直通):0285-58-7202

※診療状況等により、ご希望の日程や内容に沿えない場合があります。あらかじめご了承ください

医学生が腎生検を体験!2026夏季セミナーに参加しました

見て、触れて、腎臓内科を体験。

2026年7月19日、本学卒後臨床研修センター主催の「2026夏季セミナー in Jichi」に当科も参加しました。医学生の皆さんに、エコーガイド下腎生検とInBodyによる体液量・体成分測定を体験していただきました。

「自分でエコーを操作できて楽しかった!」

「臨床だけでなく、研究にも興味がわきました」

「ポリクリでも活かせる知識が身につきました」

ご参加ありがとうございました!

 

  

 

平井啓之先生の論文がCureusに掲載されました

Dose Conversion Ratio Between Roxadustat and Daprodustat in Patients With Non-dialysis Chronic Kidney Disese

保存期慢性腎臓病患者におけるロキサデュスタットとダプロデュスタットの用量換算比

Keiji Hirai, Junki Morino, Katsunori Yanai, Yuko Mutsuyoshi, Taisuke Kitano, Haruhisa Miyazawa, Kiyonori Ito, Takahiro Masuda, Susumu Ookawara, Yoshiyuki Morishita

Cureus Published: August 13, 2026

[論文はこちら]

湯山康介先生の論文がHypertension Research に掲載されました

Early plasma volume and interstitial fluid responses to SGLT2 inhibitor, loop diuretics, and their combination in chronic kidney disease

SGLT2阻害薬、ループ利尿薬、およびその併用による慢性腎臓病患者の血漿量・間質液量の初期変化

Kosuke Yuyama, Takahiro Masuda, Ken Ohara, Maki Asakura-Kinoshita, Kentaro Oka, Masato Morinari, Keiji Hirai, Tetsu Akimoto, Daisuke Nagata, Yoshiyuki Morishita

Hypertension Research(2026年7月30日オンライン先行公開)

[論文はこちら]

第1回栃木県腹膜透析研究会・総会を開催しました

2026年7月26日、ライトキューブ宇都宮にて第1回栃木県腹膜透析研究会・総会を開催しました。

当日は157名の医療関係者にご参加いただき、一般演題、ランチョンセミナー、シンポジウムを通して、腹膜透析の最新知見や地域連携について活発な議論が行われました。

本研究会は、自治医科大学腎臓内科を中心に、栃木県全体で腹膜透析医療を発展させることを目的に設立されました。大学病院、地域医療機関、多職種が一体となり、「患者さんの人生に寄り添う腹膜透析」の実現に向けて、新たな一歩を踏み出しました。

今後も継続的な活動を通じて、栃木県における腹膜透析診療の充実と地域連携を推進するとともに、次世代を担う医療人の育成にも力を注いでまいります。

 

 

医局案内を更新しました

自治医科大学腎臓内科の診療・教育・研究・キャリア支援についてまとめた医局案内です。

内科専攻医の先生はもちろん、腎臓内科・透析医療をさらに専門的に学びたい先生、専門医取得後のキャリアアップをご検討中の先生、自治医科大学卒業生をはじめ当科にご興味をお持ちの先生方に向けて、診療内容、教育体制、研究活動、専門資格取得支援など、当科の特色をご紹介しています。

医局案内

女性医師のキャリア支援・子育て支援の取り組み

ライフステージに合わせて、自分らしいキャリアを。

結婚や出産、子育ては、医師としてのキャリアの大切な節目です。

当科では、一人ひとりのライフステージに応じて勤務形態を柔軟に調整しながら、専門医取得や学位取得、その先のキャリア形成まで継続できる環境を大切にしています。

ここでは、実際に子育てをしながら勤務している女性医師の経験をご紹介します。

木下真希(2014年卒)先生からのメッセージ

女性医師は結婚、子育てという人生の中での大きな変化を迎える際に、仕事との両立への不安が大きいです。

特に妊娠中、育休、仕事復帰と働き方が大きく変わるため、周囲のサポートを必要とします。

実際に1歳の子供を育てながら時短勤務で働いている立場から、当科のサポート体制についてご紹介します。

 

就職から現在に至るまでのキャリアと子育て期間の具体例をお示しします。

私は4年目に腎臓内科入局し6年目から新小山市民病院の派遣に1年半行ってきました。派遣から自治医大に戻ってきて腎臓・透析専門医を取得しました。この頃に結婚し、そうこうしているうちに妊娠が判明し9年目から産休・育休をとらせてもらい時短勤務で復帰しました。時短勤務で働きながら、上の先生にご指導いただき論文作成などを行い学位(医学博士)を取得することができました。

同期の別の医師は、4年目で入局・内科認定医を取得し、主に病棟で主治医として勤務していました。その年に結婚し、6年目と8年目に産休・育休を取得し、2人の子育てをしながら時短勤務で働いています。

 

産前に心配だったことは色々とありました。

保育園について、育休は1年間取得できると言われたけれどそれまでに保育園に入れるか心配でした。幸い、私は家の近くの保育園にすんなり入ることができました。しかし別の医師は中途入園は難しく4月でないと入園できない状況でした。医局長に相談したところ、「保育園に入るまで育休を取ればいいんだよ、子供には先生しかいないのだから」と言ってくれて、育休を延長することができました。

育休から復帰後の勤務について、小さな子供はすぐに熱を出すと聞いたことがあり、早退や遅刻してしまっても大丈夫なのか心配でした。実際に子供が発熱や下痢などで保育園に預けられずに欠勤や、小児科受診や病児保育室に預ける手配をするため遅刻をしてしまうこともあります。職場復帰後は早退や遅刻で急にいなくなっても困らないよう様子を見ながら仕事を振ってもらえました。そして、いないときにはバックアップの先生が対応してくださいました。

職場復帰の際、産休・育休で1年以上診療から離れていたから業務内容や手技など忘れていることばかりで周りの先生の迷惑になったりしないか不安もありました。でも、どの先生も優しくて気軽に相談をしたり手技の見守ってくれて、安心して勤務することができています。

 

個人的なことにはなりますが、私は夫の仕事の都合もあり3年前から東京に住んでいます。朝は私の方が早く家を出るため、夫が息子を保育園へ連れて行ってくれています。病棟の先生方のサポートもあり、帰りは私が17時までには保育園にお迎えに行けています。保育園に通い始めて約半年経ちますが、息子は体調を崩すことも少なく元気に過ごしてくれています。家族や周囲の先生方の協力に恵まれ、遠方からの勤務ができています。

 

具体的な1週間の勤務内容についてお示しします。

8:30~14:15の時短勤務です。病棟業務となっているところは、急な子供の呼び出しに対応できるようにチームには所属せず、主治医が外勤や外来で不在のチームのレジデントの先生をサポートしたり、緊急入院患者対応やカテーテル挿入、腎生検などの手技のお手伝いをしたりしています。

外勤は週1コマで、透析クリニックで9時頃から14時頃まで勤務します。こちらも何かあったとき支障をきたさないよう常勤医師がいるところに行かせてもらっています。

業務が終わったら、子を迎えに行って、夕飯、お風呂、寝かしつけ、洗濯などの家事をしています。

 

外来メインの業務をしている医師もいます。初診外来、腹膜透析外来、腎臓内科の継続外来を曜日によって診療し、水曜日は透析センターで勤務することで、カテーテル挿入や穿刺などの手技もこなしています。

 

現在当科では小さい子を子育て中の女性医師が3人います。勤務形態は各々の希望に応じて医局長と相談して決まり、週20時間+外勤や週30時間で勤務しています。

イクメンもたくさんいるので、みんなでわいわい子育ての相談をしたり、仕事復帰時の不安を分かち合ったりできます。

サポート体制があるので子育てしながらも時短勤務しやすい環境です。産休・育休・その後の復帰、専門医や学位取得に関してある程度道筋ができていて安心です。

 

スタッフの留学先を更新しました

スタッフの留学先