ロボット支援心臓手術を開始しました
当科では2024年より、最新の手術支援ロボット「da Vinci(ダ・ヴィンチ)」を用いたロボット支援心臓手術を開始しました。
この手術は、従来の開胸手術と異なり、胸骨を大きく切開せずに小さな切開から手術を行うことができる、体への負担が少ない先進的な治療法です。
ロボットアームは術者の手の動きを精密に再現し、肉眼では見えにくい部位も高解像度の3D画像で確認しながら操作できるため、より繊細で正確な手術が可能となります。
これにより、出血量の減少、術後の痛みの軽減、早期回復や美容面の改善など、多くの利点が期待されます。
現在は主に僧帽弁形成術に対してロボット支援手術を行っており、今後さらに対象疾患を拡大していく予定です。
当院では、経験豊富な心臓外科医がチームで連携し、安全で確実なロボット手術を提供しています。
詳細や手術適応については、外来でお気軽にご相談ください。



