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自治医科大学 臨床医学部門 眼科学

教授挨拶

 この度、自治医科大学眼科学講座に着任いたしました川島秀俊と申します。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 全国の医科大学におよそ2000人規模の地域医療枠が新設/増設されました。ざっと、自治医大が20校程設立された勘定です。もはや自治医大は必要ではないと言われるかもしれません。しかしこの施政は、自治医大等が先駆けて取り組んできたが故に「地域医療」の必要性が広く認識された結果です。3次基幹病院として病診連携の要となり、教育施設としての責務を果たしてきた自治医大の先人達のノウハウは、いまこそ還元されるべき時であります。自治医大を含め多くの大学そして病院が時代の荒波に揉まれて懸命に生き残りを賭け、より高みを目指している今、自治医大において仕事をする機会を頂きました。

 現在の我々自治医大眼科では、スタッフの専門領域が多岐に亘っており、それぞれ全国でもトップレベルの医療を提供しております。白内障手術をはじめ、網膜硝子体疾患、角膜疾患、斜視弱視、緑内障は特に専門としている領域です。私は、眼内炎症(ぶどう膜炎)およびその合併症に対しての内科的・外科的治療を行っております。またこれら以外の疾患に対しても、全力で対応しております。「地域医療」の要の病院の使命としての医療を、提供しております。

 自治医大の建学の精神に、「医療にめぐまれない地域の医療を確保し、地域住民の保険・福祉の増進を図るため……..貢献する気概のある医師を養成する……..医学の進歩を図り広く人類の福祉にも貢献する」とありました。私の着任にあたっての思いも、ここに集約されています。

 自治医大眼科として一人一人の医師が他科との連携も図りつつ、地域の医師および住民の皆様の要請に応え、将来の医療を担う若い学生・医師を教育する、さらに専門領域における知の生産を世に問う……..いわゆる診療、教育、研究の三本柱を見据えこれらの重大な責務を果たして参ります。

 皆様と快癒の喜びを分かち合い、若者と一緒に成長の実感を歓喜し、そして知の生産者として至高の喜びを経験する。これらを最大の報酬として、鋭意努力して参る所存です。

 何卒宜しくご鞭撻賜りますようお願い申し上げます。