自治医科大学

自治医科大学病理診断部

自治医科大学病理診断部

自治医科大学病理診断部

病理診断研修の感想

J2 K・Y

 1か月間研修させて頂きました。精神科志望のため将来病理と直接関わる機会は少ないと思いますが、初期研修で様々な科を回る上で貴重な機会であると考え、研修先として選択させて頂きました。
 研修内容としては、週3回当番日として標本作製(固定、切り出しなど)や術中診断に携わります。また上級医と相談の上で症例を選択し、病理レポートの作成も行います。顕微鏡を見るのは学生実習以来でしたが、上級医のフィードバックを受けつつ、記載法や所見のポイントについて学ぶことが出来ました。また研修最終週には症例発表を行うのですが、効果的な組織写真の提示方法や考察の文献検索についても丁寧にご指導頂き、原発性中枢神経系びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(CNS DLBCL)の一例についてまとめることが出来ました。
 短い期間ではありましたが、臨床の現場では普段見ることの出来ない病理診断の裏側に直接関わることが出来たのは非常に貴重な経験でした。最後になりましたが、1か月間ご指導頂いた先生方に感謝申し上げます。ありがとうございました。

Copyright © 2019 Fukushima Lab. All Rights Reserved.
トップへ戻るボタン