自治医科大学附属病院 病理診断部・病理診断科



自治医科大学 附属病院 卒後臨床研修C 統合病理学部門 人体病理学部門 blog
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  ★新着情報 (activities)

 H30年度 病理専門研修プログラムが公開されました。 こちら 


2017/11/11 第22回日本外科病理学会学術集会(11月10日, 宇都宮):福嶋教授がシンポジウム『外科と病理の協調:病理医は外科からの疑問にどう応える』で「IPNBの胆道腫瘍における位置づけ」について講演しました。

2017/11/02 第63回日本病理学会秋期特別総会(11月2日, 東京):田畑臨床助教が「部分血栓化巨大右椎骨動脈瘤に対するコイル塞栓術後に右側 Wallenberg 症候群を呈して死亡した一剖検例」を示説発表しました。

2017/10/30 平成29年度 日臨技 関甲信支部・首都圏支部医学検査学会(第54回) (10月29日, 埼玉・ラフレさいたま): 飛田野技師が「腎生検における透過型電子顕微鏡・所見の捉え方」を口演発表しました。

2017/10/30 第14回 自治医科大学国際シンポジウム (10月27日, 栃木・自治医科大学): 仲矢講師・松原准教授が発表しました。

2017/10/16 第37回 栃木県医学検査学会 (10月15日, 栃木・自治医科大学): 飛田野技師が「腎生検・蛍光抗体法(直接法)の所見から糸球体腎炎を推測する」、二階堂技師が「電顕が診断の決め手となったWhipple病の1例」を口演発表しました。

2017/09/29 TV-TAC (Takeda Alimentary conference) (9月28日, 東京発信のウェブセミナー): 福嶋教授が「30分de消化器内科の見方のコツ」について講演しました。

2017/09/20 第76回(社)日本病理学会 関東支部術集会(9月16日,つくば):田畑臨床助教が「分類困難な胎児型肺腺癌の1例」を口演発表しました。



過去情報は こちら
 

  ★新着情報 (others)

2017/10/21  「自治医科大学附属病院 病理解剖5000体記念会」を開催しました。
2017/10/06 2017/09/08  小瀬川順幸技師が二級臨床検査士(病理学)に合格しました。
2017/06/10 ホームページをリニュアルしました(一部,工事中)。
2017/04/03 二階堂貴章技師が主任に昇任しました。佐藤沙弥香さんと、杉本真さんが、病理診断部の臨床検査技師としてあらたに加わりました。
2017/02/07 当院における病理解剖数が5000件に達しました。
 

  病理診断とは

病理診断とは,患者さんの病気の治療方針をきめたり,治療の効果を評価するために,主に患部から採取された組織の一部を顕微鏡で調べて,病変の種類や性質などを見分けるものです。

人間の体は,表面に(上皮)細胞がきちっと並んでおり,その間に血管,骨,筋肉や線維,脂肪組織などが詰まってできています。表面というのは皮膚の表面だけではなく,口腔粘膜や胃の表面,膀胱粘膜の表面なども含みます。

このような私たちの体を構成する細胞は,何らかの原因で異常を来たすと,形態(細胞の形や並び,など)が変わったり,普通では見られない種類の細胞が増えてきたりします。その細胞の種類や形の変化を顕微鏡で捉えて病気の診断を行なうのが病理診断なのです。

例えば乳房のしこり(腫瘤)を理由に受診された患者さんがいるとします。病院では触診のあと,マンモグラフィーやエコーなどの検査をされるのが普通で,これらによって,ある程度の診断の予測ができます。しかし,最終的に良性病変であるのか悪性であるのかの判定を下すには,その腫瘤を作っている組織を採取して行なう病理診断が欠かせません。

これをご覧の皆様にも,検診などで受けた大腸や胃の内視鏡検査で,ポリープや粘膜の荒れが見つかり,「組織をとって調べます」と言われた方もいるかも知れません。これは,少し言葉を補足して書くと「病理診断を行なうために異常な部分の組織を採取して詳しく検査します」という意味であり,これによって,炎症で粘膜が荒れていただけなのか,手術の必要な腫瘍であるのか,などの診断を下すことができるのです。病理診断は様々な病変を対象としますが,特にがん診療においては,その最終的診断方法として確立されています。

病理診断を行なうためには,顕微鏡で細胞の形の変化を捉える能力と知識が必要ですが,それに加えて患者さんの症状や経過,放射線画像所見などを理解して,総合的に病変や疾患を理解する能力も不可欠です。このため,病理診断は,特別なトレーニングを受けた医師(病理診断医)が医療行為として行っています。


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