仲矢 丈雄
あいさつ
心のこもった病理診断に励み、患者様をはじめ皆様のお役にたてるよう頑張ります。KLF5という遺伝子がないと腸上皮の幹細胞から腫瘍(大腸癌)が生じなくなること、KLF5が同時に正常の腸上皮幹細胞の維持・増殖に重要であることを解明しました。癌と組織幹細胞の分子制御の根幹と相互の関わりは、実験上の困難から解明が進んでおりません。病理学と最新の分子生物学を融合させそれらを明らかにしていき、根治の難しい進行癌を癌幹細胞から死滅抑制できる治療の開発に結び付けていきたいと考えております。御指導よろしくお願い申し上げます。
【略歴】
- 2000年 東京大学医学部医学科卒。
- 2004年東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。
- 東京大学特任助教、東京医科大学・杏林大学助教を経て現職。
【学位・専門医資格等】
- 博士(医学)
- 病理専門医