Mid-carreer Support 中途採用者のサポート

中途採用者2 Tさん

現在の業務内容

EICUでは緊急性の高い重篤な患者様が多いです。そのため人工呼吸器や補助循環装置、生命維持装置の管理や急性期における基本的な安全管理や看護・処置の介助はもちろんのこと、医療依存度の高い患者に対して、アセスメントを実施し、異常の早期発見、迅速な対応ができるようチームで取り組んでいます。身体的なニーズの対応、全人的な苦痛へのケアリング、精神的なニーズに対応した心のケアや意思決定支援なども行っています。

当センターを選んだ理由

「もっと自分の知らないことを学びたいが、新しいところで学習とか難しそうだし不安。でも頑張って一歩を踏み出したい」という想いがあり、他者の意見や複数の病院見学会に参加してたどり着いたのがここでした。1番の決め手は中途採用者でもきちんとした教育プログラムがあることです。 私は他の病院で内科・外科を4年、大学病院でICU/CCUを6年経験しました。その際転職にあたって以前の病院で一番困ったことが中途採用者の教育プログラムがあまり機能していないことでした。「これはできるよね」「もう経験しているでしょ」と言われることが多かったと思います。確かにできることや経験したことはあってもその病院のやり方が自分の経験したこととあっているかわからず、困ることが幾度となくありましたし、ひやりとすることもありました。しかし、当センターのEICUでは個々にあった教育プログラムを作成しており、何ができて何が不足しているか、どこに目標を立てていつまでに達成していくかをフォロー者とともに話し合うことができ、自分専用の年間計画が立てられるところが魅力的でした。実際に働いてみて自分の足りない部分や部署のやり方、処置の方法・介助など、様々な場面を想定したチェックリストがあり、それに沿って実践することで自信に繋がり、自分の役割を遂行できるようになりました。今まで経験したことがないことがまだまだあると実感でき、自分を成長させる一歩が踏み出せてよかったと思います。

看護をするうえで心がけていること

コミュニケーションです。何気ない会話から治療に対してどのように受け止めや不安なことはないか。不安から治療を拒む患者様がどうしたら前向きになれるのか。挿管中や意識障害がある患者様のちょっとした変化の気づきや、発語がなくても口の動き、表情などからよみとる力。家族からの情報や家族自体の情報収集も必要だと日々感じているためなるべく患者様やその家族の人とコミュニケーションをとるように心がけています。

部署での教育について

EICUでは個々の教育プログラムを作成しており、何ができて何が不足しているか、目標を決めいつまでに達成していくかをフォロー者とともに話し合うことができ、自分専用の年間計画が立てられるところが魅力です。実際に働いてみて自分の足りない部分や部署のやり方や処置の方法・介助など、さまざまな場面を想定したチェックリストがありそれに沿って実践していくことで自信に繋がり、自分の役割を遂行できるようになりました。

嬉しかったこと、苦労したこと等を教えてください

苦労したことは急性期の病棟ということもありたくさんの知識や技術の習得が必要な部署のためそれを覚えるのに苦労しました。前医での経験もありましたがやり方に違いがあったり細かい管理方法が異なっていたりするところです。 嬉しかったことは重篤な状態で入院してきた患者様が一般病棟へ行き、退院間近になったときにEICUへ挨拶にきてくれ「辛かったときにあなたに救われた、ありがとう」と顔を覚えてくれていたときです。

今後やっていきたいこと

重篤な状態にいる患者様が多いため急変は付きものです。私はACLS EPを取得しているため部署での急変事対応スキルが向上できるよう今後も関わっていきたいと思っています。また近年震災も多く、災害拠点病院と言うこともあり災害医療にも興味があるため今後DMATにも挑戦していきたいと思っています。

これから就職を検討する方へのメッセージ

みんなで支え合い、共に成長していく

覚えなくてはいけないことが多く大変なこともありますが、みんなで支え合い、共に成長していくことができると思います。ぜひ来ていただいて、一緒に楽しく学んでステップアップしていきましょう。

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