自治大小児外科における研究

臨床研究、基礎研究は、現在の行われている診断、治療の改善、新たな治療の開発、導入などのために行われています。学会、専門雑誌への発表を通して医学水準を向上に貢献しています。臨床研究、基礎研究を行うことは、大学病院の大切な使命の一つです。
このため、自治医科大学小児外科では、国の倫理指針である「人を対象とする医学研究に関する倫理指針」に従い臨床研究を、「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」など幾つかの指針に従い基礎研究を行っています。
研究にあたり、自治医科大学附属病院倫理審査委員会の承認を得た上で、承諾を必要とする研究では、説明文書を用いて同意を得てから施行いたします。また、同意書を必要としない研究においては、当ホームページにて研究内容を公開し情報提供しています。
臨床データを使用するにあたり、個人のデータ利用に賛同いただけない場合は、場合は、下記問い合わせ先に郵送またはメールにてご連絡ください。患者様において、撤回による治療上の不利益はありません。

 現在、実施している研究は下記になります。

基礎研究
  1. 難治性小児悪性腫瘍のがん幹細胞における抗がん剤感受性の研究
  2. 食道延長術におけるボツリヌス毒素局注の効果に関する研究
  3. 小児の臍上部孤状切開を用いた開腹手術法に関する研究
  4. アルコール濃度別のクロールヘキシジン配合液の消毒効果と術前処置に関する研究
  5. 臍ヘルニアの発生機序と細胞外基質に関する研究
  6. 先天性気管狭窄症に対して生分解性内ステントを用いた新たな治療方法の研究

  〒329-0498 栃木県下野市薬師寺3311-1
   自治医科大学外科学講座小児外科部門 
   教授  小野 滋      
   e-mail:ped-surgery@jichi.ac.jp