スカイライン試乗インプレッション

これはあくまでもECR33オーナーのHiroが個人的にR34を試乗し思ったことを言っているだけです。
違う意見の方もいらっしゃるとは思いますが、その辺はどうぞご容赦ください。

まず、ドアを閉めたとき。
R32はおもちゃのドア。
R33になって「結構重くてしっかりしてるじゃん」と思った。
そしてR34。BMWやメルセデスほどではないにしろ、明らかにしっかりしている。
「うんうん、なんかいいぞ」

動き出してから。
僕が乗ったのはセダンの25GT-X TURBOです。
「おっ、なんだこりゃ、エンジン動いているのか?静かじゃん」(ちょっと過大表現しすぎ・笑)
同じRB25DETとは思えない静粛性。回していっても静かです。
この辺は好き嫌いが別れるかも知れません。皮肉を言えばレーシー感がない。「心が躍る」と言ったところからは、ほど遠いかも・・・。
でも年配者には受けが良いと思います。より高級車ぽくなったと言うべきか・・・。

段差を超えるとき。
ボディ剛性は宣伝に力をいれているだけあって、明らかに向上しています。
段差を踏んでみると車の中に伝わって来る衝撃の感じがボディ剛性のアップを感じさせました。
R33GT-R並みのボディ剛性と言われても納得できるレベルには達していると思います。
メルセデスやBMWより優れたかと言われれば、どうかとは思いますが日本車の中ではトップでしょう。

車を左右にふってみる。
ステアリングを切ってからの応答性が確かに速くなっています。
個人的にはどちらかというと、サスペンションが硬くなったせいではと思ってしまいますが、ボディ剛性の高さも関係しているのでしょう。R33で完成されたかと思ったサスもさらに熟成が加えられ、 Very Goodだと思います。この辺、やっぱり足回りはスカイラインということを感じさせます。
R33に比し、スタビリティ(安定性)は増していると思います。まあ、スカイラインという車の持つ意味を考えれば当然とは思いますが・・・。

5000回転後半。
さすがに試乗車のためレブまでは回しませんでした。5000回転後半までしか回していません。
下からの立ち上がりは全体的なトルクのアップのお陰で良くなっています。
R33のRB25DETより回りやすくなっています。4000回転以降はやはり同じ280馬力とはいえ、どっかんターボのR33 GT-Rより劣ると思います。ディーラーの人に「R33 GT-Rには勝てないよ」とあっさり言われました(笑)。RB25DET搭載のR34、実質馬力は260馬力後半とのこと。300馬力以上でている車に勝てるわけないか(笑)。
ただ、確かに全般的な加速感は増しています。が、やはり高回転志向ではないのが残念。きっとリニアチャージコンセプトがきいているのでしょう。R34のカタログではタービンを大きくしたとなっています。しかし、タービンを大きくしたことにより中低速のトルクが抜けてしまってはいけない。ではどうするか?それじゃ、マックス・トルクを3200回転に持って来よう。そうすればリニアチャージコンセプトに合致する、と言ったところではないでしょうか。まあ、GT-Rという車輌が存在する限り、レーシングカーのベース車になり得ようがないスタンダードなスカイラインにとっては仕方ないことかも知れませんが・・・。
個人的にはもっと高回転志向にしても良かったのではないかと思います。
でもRB25DETの向上は見られていることは事実です。

まとめ
これから新型スカイラインを買おうと思っている人にとっては、デザインさえ気に入れば買ってもよい車だと思います。(僕にとっては、伝統的な水平から始まらないメーター針、デカ尻、丸目の大きさの不同が気に入らない所)
走りの良さは、ここ最近の日本車の中ではトップレベルと言っても過言ではありません。R34のマルチリンクサスペンションはすばらしいと思います。

ちなみに僕は今のECR33から買い換えるかといえば、それは否です。その理由はあまり大きな変更がないと言うのが正直な所です。「ボディ剛性の高さ」や「エンジンの出力アップ」は分かるのですが、R33でも車的には十分完成されていると思っています。より大きな変更がありそうなR35まで「待ち」です。
次こそはGT-R!めざせGT-R!(笑)