実施中の臨床研究

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研究名 対象患者さん 研究目的、方法 研究終了予定 担当医師
当院における成人入院患者の腹水ADAに関する後向き観察研究 2006年1月 から 2015年12月 までに、自治医科大学附属病院にて入院され、腹水のアデノシンデアミナーゼ(ADA)を測定した成人の患者さま 腹水ADAを解析することで、結核及び悪性リンパ腫の区別を容易にし、より早期の診断、治療につなげることを目的としています。カルテから臨床情報を収集し、集めた情報解析します。 2019年3月31日 隈部綾子
(総合診療内科)
新しい補体検査システムの構築による補体関連疾患の包括的登録と治療指針確立 自治医科大学附属病院にて、血栓症微小血管症(TMA)と診断された患者さまのうち、TMAの一病型である非定型溶血性尿毒症候群(aHUS)の疑いのある患者さま 患者さまから頂いた試料を日本補体学会へ送ります。日本補体学会で検査・解析を行い、担当医師に報告されます。その解析報告を基に患者さまの診断および治療方針の決定を行います。 2019年12月31日 神田善伸
日本成人白血病共同研究グループ(JALSG) 参加施設に新たに発生する全急性骨髄性白血病、全骨髄異形成症候群、全慢性骨髄単球性白血病症例を対象とした5年生存率に関する観察研究 2011年12月22日 から 2016年1月31日 までに、自治医科大学附属病院にて治療を受けた急性骨髄性白血病の患者さま、骨髄異形成症候群の患者さま、及び慢性骨髄単球性白血病の患者さま 国内の急性骨髄性白血病および骨髄異形成症候群、慢性骨髄単球性白血病の患者様の5年生存率、並びに新規薬剤レナリドミドと脱メチル化薬治療の実施状況を明らかにします。 2021年1月31日 翁家国
研究参加施設に新たに発生する全ての成人急性リンパ性白血病症例を対象とした5年生存率に関する前向き臨床観察研究 2014年4月1日 から 2016年6月19日 までに、自治医科大学附属病院にて治療を受けた急性リンパ性白血病の患者さまのうち、文書で説明と同意を得てJALSGのおこなう臨床試験へ登録をおこなった患者さま 急性リンパ性白血病(Acute Lymphoblastic Leukemia, ALL)の5年生存率、および生存に与える移植療法の影響を明らかにします。さらに今後のJALSG ALL治療プロトコール作成の戦略を検討するためのデータを蓄積します。 2021年6月19日 翁家国
造血器腫瘍及び固形腫瘍におけるゲノムおよびエピゲノム以上の網羅的解析 自治医科大学附属病院にて、16歳以上の急性白血病、慢性白血病、悪性リンパ腫、骨髄異形成症候群、多発性骨髄腫、その他のリンパ系腫瘍、及び血液のがん以外の固形がんと診断された患者さま 血液のがん、固形がんにおける遺伝子異常を幅広く調べ、がんが発生する原因となる遺伝子の異常をさまざまな先端技術を用いて解析します。 2022年3月31日 佐藤一也
急性骨髄性白血病における予後規定因子となる遺伝子変異の探索 2014年11月 から 2018年3月 までに、自治医科大学附属病院にて急性骨髄性白血病(AML)と診断された患者さまのうち、遺伝子解析研究『急性骨髄性白血病における予後規定因子となる遺伝子変異の探索』について文書で説明と同意を得て日本医科大学のおこなう研究へ登録をおこなった患者さま 本研究は本邦のAMLにおいて新たに認められた遺伝子変異が予後規定因子となるかを検討します。 2022年11月30日 翁家国
同種造血幹細胞移植後のサイトメガロウイルス感染予防に関する多施設共同後方視研究 2014年1月1日 から 2019年12月31日 までに、自治医科大学附属病院にて同種造血幹細胞移植を行った患者さまのうち、移植時16歳以上の患者さま 同種移植造血幹細胞移植時に使用するサイトメガロウイルス感染予防薬であるレテルモビルについての有用性を調査します。 2022年12月31日 神田善伸
小児型プロトコールにて治療後に同種移植を行ったAYA世代Ph-negative ALLにおけるTBIを含む骨髄破壊的前処置の安全性の検討 2007年 から 2016年 までに、自治医科大学附属病院にて第一寛解期でPh-negative ALLに対して初回同種造血化細胞移植を行ない、移植時年齢 16~39歳、前処置として8Gy以上の全身照射を含む骨髄破壊的前処置を用いた患者さま 本研究は、小児型プロトコールで治療後に施行された同種造血幹細胞移植の有効性と安全性を検討し、思春期・若年成人世代Ph-negative ALLの至適寛解後療法の確立を目指します。 2022年12月31日 神田善伸
日本における血液疾患患者を対象とするCOVID-19罹患状況、予後に関する横断研究 日本血液学会血液研修施設にて COVID-19感染が確認され予後が確定した血液疾患患者さま 2020年から2021年にかけての世界的なCOVID-19の流行と、血液疾患患者さんは予後不良の転帰を辿るとの海外からの報告をを受けて、COVID-19罹患状況、予後ならびに予後因子について検討します。 2023年4月18日 皆方大佑
造血幹細胞移植後非感染性肺合併症に関する後ろ向き観察研究 2011年から2022年までに当院で非感染性肺合併症の治療を受けた患者様 本研究では、造血幹細胞移植後非感染性肺合併症の患者様の内、ステロイドによる治療の継続が難しい患者様を対象として、疾患経過及び予後等に関して情報を収集・整理することを目的として調査致します。 2023年10月 藤原慎一郎
急性骨髄性白血病地固め治療における高用量キロサイド療法と多剤併用治療の比較 2000年1月 から 2016年9月30日 までに、自治医科大学附属病院およびさいたま医療センターにて、治療を受けた患者さまの中で、急性骨髄性白血病に対して地固め療法を行った患者さま 二次性骨髄線維症はまれな疾患であることから、情報を昼く集めて長期間にわたって調べることで今後の診断治療および治療方針の決定に寄与します。 2023年12月31日 皆方大佑
二次性骨髄線維症の実態調査 2012年7月18日 から 2023年11月30日 までに、自治医科大学附属病院に入院ないし通院し、二次性骨髄線維症と診断された患者さま 急性骨髄性白血病の地固め療法における高用量キロサイド療法と多剤併用治療で心機能および治療経過に与える影響を検討します。 2023年3月31日 神田善伸
DPP-4阻害薬が同種造血幹細胞移植後のGVHDに与える影響 2010年1月1日 から 2019年12月31日 までに、自治医科大学附属病院において、同輸造血幹細胞移植を受けた患者さまのうち、移植時に糖尿病をおもちになっていた患者さま 本研究は、糖尿病治療薬として用いられるDPP-4が移植後のGVHDの発症を抑えるかどうかを検証します。 2024年12月31日 神田善伸
急性骨髄性白血病に対する HLA 半合致移植後のドナーリンパ球輸注 2005年1月 から 2017年12月 までに、自治医科大学附属病院に入(通)院し、血清2座以上不適合血縁ドナーより同種造血幹細胞移植を行った患者さまの中で、同種移植後、ドナーリンパ球輸注を行った患者さま 本研究は、対象患者を急性骨髄性白血病に限定して、HLA 半合致ドナーからのドナーリンパ球輸注における最適な条件を明らかにします。 2025年3月31日 蘆澤正弘
治療関連急性骨髄性白血病において原発悪性腫瘍に対する治療が同種移植成績に及ぼす影響の検討 2011年1月1日 から 2018年12月31日 までに、自治医科大学附属病院にて、初回の同種移植を実施された16歳以上の治療関連急性骨髄性白血病の患者さま 本研究は、、 原発悪性腫瘍およびその治療歴について 調査を行うことで、 治療関連急性骨髄性白血病 患者 さ ん に対する同種移植療法の適正化や成績改善に寄与するエビデンスの創出を目的としています。 2025年3月31日 神田善伸
多発性骨髄腫に対する自家末梢血幹細胞移植前後のM蛋白減少率が予後に及ぼす影響について (当院の自家末梢血幹細胞移植症例についての後方視的解析) 2014年8月 から 2020年3月 までに、自治医科大学附属病院にて新規に多発性骨髄腫と診断され、自家末梢血幹細胞移植が行われた16歳~70歳までの患者さま 本研究は、移植後のM蛋白の減少率を調べることで移植後の適切なM蛋白の評価時期を検討します。 2025年3月31日 皆方大佑
同種移植後インフルエンザウイルス感染症の二次調査研究 自治医科大学附属病院にて同種移植を施行され、16歳以上の患者さまのうち、2012年4月1日 から 2019年3月31日 までにインフルエンザウイルス感染症を発症された患者さま 同種移植後のインフルエンザ感染は予後不良であることが報告されているが、全国的な調査は行われてきていないことから、データを蓄積し、日本国内での実情を明らかにします。 2025年10月31日 神田善伸
骨髄異形成症候群に対する同種移植の予後予測研究 2011年1月 から 2020年7月 までに、自治医科大学附属病院にて骨髄異形成症候群と診断され、初回同種造血幹細胞移植を受けた患者さま 骨髄異形成症候群(MDS)に関する診療情報を収集し、同種造血幹細胞移植の成績に関係する予後予測因子を明らかにします。 2025年12月31日 神田善伸
FLT3遺伝子変異を有する再発又は難治性の急性骨髄性白血病患者における,ギルテリチニブが同種造血幹細胞移植後成績に及ぼす影響に関する観察研究(多施設,非介入,後ろ向き研究) 2019年1月1日から2020年12月31日までに同種造血幹細胞移植が施行されたFLT3遺伝子変異陽性の再発又は難治性急性骨髄性白血病患者さんのうち、移植前後にギルテリチニブが使用された症例を対象といたします。 ギルテリチニブは,FLT3遺伝子変異陽性の再発又は難治性急性骨髄性白血病に対する同種造血幹細胞移植の前後に投与される可能性がありますが,その有効性及び安全性の情報は限られています。本研究では,このような患者さんでの効果や安全性を調べることを目的とします。 2025年12月31日 神田善伸
「FLT3遺伝子変異を有する再発又は難治性の急性骨髄性白血病患者において,ギルテリチニブが同種造血幹細胞移植後成績に及ぼす影響」研究のためのヒストリカルデータ取得研究 2016年1月1日から2017年12月31日までに同種造血幹細胞移植が施行されたFLT3遺伝子変異陽性の急性骨髄性白血病患者さんを対象といたします。 「FLT3遺伝子変異を有する再発又は難治性の急性骨髄性白血病患者における,ギルテリチニブが同種造血幹細胞移植後成績に及ぼす影響に関する観察研究(多施設,非介入,後ろ向き研究)」における比較対象データとして,ギルテリチニブ非使用患者さんの治療成績を取得するための後方視的観察研究です。ギルテリチニブ発売前である,2016年及び2017年に同種造血幹細胞移植を実施された患者さんの治療成績を調査することが目的です。 2025年12月31日 神田善伸
アグレッシブATLにおける予後因子の検討と個別化医療の確立を目的とした全国一元化レジストリおよびバイオレポジトリの構築 16歳以上でアグレッシブ成人T細胞白血病・リンパシュと初めて診断され、先行研究「アグレッシブATLの予後に影響する因子について検討する多施設前向き観察研究」に参加いただいた方のうち、他研究への情報・データの二次利用に同意された患者さま 患者さんに情報・試料・データを提供いただくことを通じて、予後不良な希少がんであるアグレッシブATLを対象とした全国規模の患者登録システムおよび資料収集・管理システムを構築することが目的です。 2031年3月31日 神田善伸
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ページ作成日:2022年12月28日