外科学講座 消化器一般移植外科部門

Department of Surgery, Division of Gastroenterological, General and Transplant Surgery,Jichi Medical University

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女性医師の活躍

女性医師として(経験談)

田原真紀子
弘前大学 平成15 年卒業

平成15 年に弘前大学を卒業後、自治医科大学消化器・一般外科に入局して15 年目を迎えました。現在は下部消化管をsubspeciality として、乳児の子育てをしながら大学病院に勤務しております。私が在籍していた当時の医学部は約半数が女性であり、学生時代から女性としてのハンディキャップを特別感じたことはなかったように思います。同期で外科系に進む女性も少なくなかったため、消化器外科への入局に抵抗はありませんでした。特に自治医科大学は教育体制が整っており、先輩医師は教育熱心な先生がたばかりで若手医師が何でも質問できる雰囲気であることは大きな魅力だと感じています。レジデント時代の厳しく熱い御指導は今の私のキャリアに結びついております。臨床を経験した後に大学院で研究に従事したいという希望がかない平成27 年に基礎研究の分野で学位を取得しました。大学病院や関連病院で手術や検査を多数経験でき、諸先生がたの熱心な御指導のおかげで専門医取得(外科専門医、消化器外科専門医、内視鏡外科技術認定医、消化器内視鏡専門医、がん治療認定医、マンモグラフィ読影医)もかないました。論文作成や学会活動も積極的に御指導をいただけます。
当科には現在、消化器外科7 名、乳腺外科4 名の女性医師が所属しております。女性として気になるのは結婚、妊娠、出産、子育てをどのように仕事と両立させていくかという部分でしょう。ライフプランは人それぞれだと思いますが、私個人の経験から語りますと結婚後は特に仕事のペースは変わらないのですが(配偶者の理解を大前提として)、妊娠や出産は女性しかできない一大イベントのため仕事に影響が出ざるを得ません。仕事を続けていくためには周囲のサポートが必要不可欠です。私の両親は遠方に住んでおり、義両親は車で1 時間程度離れた所ですが高齢のため無理に育児を頼むこともできません。自治医科大学は育児サポート環境が整っており、医師・研究者キャリア支援センターが運営する病児保育ルームがあり、様々な育児相談にも応じてもらえます。現在は構内にある保育園に子供を預けて働いておりますが、病院の廊下から保育園が見えるので子供を見守りながら仕事をしている気分になります。また、医局のサポート体制も整っており、個人の悩みや意見を聞いて随時対応をしていただけることに非常に感謝しております。
佐田教授をはじめ、グループ長、医局長、大学勤務の先輩・後輩医師、現時点でほとんど男性医師ですが皆さん嫌な顔をせず仕事内容にもお気遣いいただき、こんな医局は全国を探しても他にないと言っても過言ではありません。母親としての仕事が増える分、これまでの仕事は100%→ 80%になるかもしれませんが、その分勤務時間内は120%のつもりで働いています。実際は男性医師に頼らざるを得ない部分は少なからずありますが、お互いにできることを協力することで医局全体がいい雰囲気でむしろパワーアップしていると思います。外科学は学問としても非常に興味深い分野で、手術で患者さんを治療することにやりがいがありますし、個人的には今後も仕事・勉強を続けて指導医の取得を目指す予定です。やる気さえあれば様々なことに挑戦できます。
学位を取得すれば家族で海外留学も可能です。外科手術に興味のある女性医師のかた、ママさん外科医としてぜひ一緒に働きましょう。