村田一素
(むらた かずもと)

自治医科大学医学部 感染・免疫学講座
ウイルス学部門 教授


研究業績
  
英語論文一覧
               
         
抱負

  地域医療を含む総合的な医療を行える人材育成を行っている当大学において、基礎医学としてのウイルス学のみならず、患者さんに還元できるような「臨床ウイルス学」の教育を実践していく所存です。その実践には、私自身が自治医科大学を卒業し、実際に地域医療に従事しておりますので、その経験が非常に役立つものと考えています。
  ウイルス感染症は、感染因子と宿主因子の攻防により成立するため、その両方向の研究が必要と思います。当教室において脈々と行われてきた「臨床ウイルス学」に加え、ウイルスに対する宿主免疫を考慮した研究を行うことにより、ウイルス感染症の本質に迫るとともに、その診断・治療・予防について貢献できるものと考えています。
  昨今、医学生や臨床医の研究離れが指摘されていますが、基礎医学の理解およびresearch mindなくして、真の臨床は出来ないと考えています。診療所、中核病院、大学、国内外の研究所と様々な医療環境を経験してきた私だからこそ伝えられる、臨床を見据えた研究の面白さがあると思っています。

 



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