脳ドックとは?

 今日、日本は世界でも希にみる長寿国となり、これからは健やかな人生をいかに送るかが、重要になってきました。医療が進んだ現在では、人間ドック等多くの健康診断がなされてきましたが、これらは脳以外の、内臓の癌や心臓病についての検査が主なもので、かつて死因の一位を占めていた脳卒中については今まで早期発見、早期治療がなされていなかったのが現状でした。私たちは、医学の究極の目的は病気が発生する前に予防すること、それがかなわない場合は早期発見、早期治療であるとの考えに基づき、脳ドックを始めました。

 最近の高齢化社会の中で、全ての人々の望みは、長く生きたい、死ぬ直前まで元気でいたいということでしょう。脳卒中は単に死因の中で重要な病気であるばかりでなく、脳卒中になることにより生活の質(クオリティーオブライフ)が悪くなります。

 厚生労働省による人口動態統計では、脳卒中で亡くなられた方の半分以上が脳梗塞で、くも膜下出血が11%を占めることを示しています。脳梗塞は脳の動脈硬化が原因となりますし、くも膜下出血は脳動脈にできたコブ(動脈瘤)から血圧が高いということがきっかけとなり出血して起こります。

 これらの動脈の変化をあらかじめ知っておけば、かなりの部分は対策が立てられ予防ができます。しかし、今迄は脳の血管をみることは大変困難でしたが、新しいMRIMRAの技術はそれを解決しました。皆さんの脳の血管がきれいに画像としてとらえられるのです。動脈硬化の程度や動脈瘤のあるなしがわかります。

 ご自分の脳の健康に自信を持ち、もし問題があれば早く対策をたてるためにも、ぜひ私共の脳ドックをお受けになることをお勧めします。
センター長 百村 伸一 
なぜ今「脳ドック」か?
どんな人が検査を受けるのでしょうか?

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