自治医科附属病院 患者サポートセンター

自治医科大学附属病院 医師同門会

センター長あいさつ

センター長あいさつ

地域医療連携・患者支援部長 森澤雄司

平成 28 年 4 月より地域医療連携・患者支援部長(平成28年9月より、組織改正により患者サポートセンター長)を拝命いたしました森澤雄司です。自治医科大学附属病院が基本的な理念の一つとして掲げる「地域と連携する医療」を実践するために、地域医療連携・患者支援部(患者サポートセンター)はきわめて重要な部署であり、部長(センター長)としての重責に身が引き締まる思いでおります。わが国では現在の公的医療保険制度を維持する観点から、2025 年の疾病構造に備えることを前提として医療施設の機能分化を進め、より効率的な医療提供体制に転換するべく国策として地域医療構想が議論されています。医療制度に関する議論は、ややもすれば財政的な問題意識が強くなりがちです。低経済成長の下に高度な少子高齢化が進む社会にあっては、医療制度改革はすべての関係者に何らかの痛みをもたらすものにならざるを得ないため、感情的な反応を生むことが少なくありません。しかし、私たちは現場で医療を提供する立場から、そのような制度的な視点だけではなく、患者の皆さんが安心して医療を受けていただけることを大前提としたいと考えています。もちろん、私たちは地域医療の基幹中核を担う高度医療機関としての役割を果さなければなりませんが、患者の皆さんが当院をスムースに受診していただき、安心した療養生活を送り、病院から在宅療養まで継続したケアを受けていただけるように、「顔の見える関係」で地域医療連携を進め、地域の病院や長期療養施設、医師会、行政と密接に連携していきたいと考えています。

私は平成 16 年 4 月に感染制御部長を拝命し、東京大学医学部附属病院から赴任しましたので、今回の併任までに 12 年間を本院で過したことになります。この間、平成 21 年秋には新型インフルエンザの流行がありましたが、地域の皆さまの御協力により、この際にも当院は高度急性ケアの医療を十分に維持することが出来ました。私が主宰させていただく栃木地域感染制御コンソーティアム TRIC'K に参加されている地域の関連病院だけではなく、地域の郡市医師会を通じた地域医療の現場を担う先生方との連携、栃木県などの行政機関との連携の重要性を実感いたしました。この経験を活かして、平常時から「顔の見える関係」を強化し、結果として患者の皆さん役立つ地域医療連携を実現させたいと考えております。

私たち地域医療連携・患者支援部(患者サポートセンター)は、病診連携室(地域医療連携室)、総合相談室(医療福祉相談室)、看護支援室、入退院支援室及びボランティア支援室から成り立ち、外来受診から入院前・入院後まで患者の皆さんが安心して療養生活を送っていただくため、スタッフは献身的に "精一杯の無理" を続けています。部署の機能を充実させるとともにスタッフの意気を高揚させることが部長の責務であります。地域の皆さんと「顔の見える関係」を構築することはスタッフのやりがいにも繋がると信じています。

地域の皆さんに「自治医大があるから安心!」と言っていただけるように精進してまいります。この機会に地域の皆さんの御理解、御指導、御協力を心からお願い申し上げます。

トップに戻る