自治医科大学附属さいたま医療センター 心臓血管外科

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心臓血管外科医師を志す方へ

自治医科大学附属さいたま医療センター
心臓血管外科教授
山口敦司

心臓血管外科医師を志す方へ

自治医科大学附属さいたま医療センター心臓血管外科での研修にご興味をお持ちの医学生・臨床研修医(ジュニアレジデント)・卒後研修中(シニアレジデント)の先生方、当科ホームページへ、ようこそおいでくださいました。

2016年、自治医科大学附属さいたま医療センターで実施した心臓・胸部大動脈手術はおよそ530例でした。また東京都(練馬光が丘病院)、神奈川県(横浜みなと赤十字病院、横須賀市立うわまち病院)、埼玉県(さいたま赤十字病院、春日部中央総合病院)の5つの関連施設に当科から心臓血管外科チームを派遣しておりますが、当科とこれらすべての関連施設(自治医大さいたまグループ病院)が担当した心臓・胸部大動脈手術件数を合計しますと1000件を超えております。自治医大さいたまグループ病院ではさらに末梢血管の手術も積極的に行っており、それらすべてを合わせた心臓血管外科手術は、年間2000件を超えます。


数年後には、心臓血管外科専門医取得のための研修制度が改正され、いずれかのグループ化された病院群に所属しての研修が義務付けられることとなりますが、自治医科大学附属さいたま医療センターのグループ病院では、開設当初から若手医師の教育に重点を置いた診療チームを形成しております。当グループ病院では、若手医師が早くから多くの手術に触れ、自ら執刀できるようになることを目標としており、標準的な手術術式においてはこれをすべてマニュアル化しております。基本的にほぼ同一の手術器械・材料を用い、同一の手順を踏襲することを心がけており、当グループ内のいずれの施設に所属していても若手医師が同様の手術修練を受けられるシステムを構築しております。


自治医大附属さいたま医療センターでは週3回のモーニングカンファレンスを行い、その場ですべての手術症例について若手医師が報告し、チーム全員で検討を行います。手術適応から具体的方針まで、チーム内での事前の情報共有を怠りません。また術後の検討も綿密に行い、反省すべき点はチーム全員で議論します。自治医大さいたまグループ病院の他の各関連施設でも同様な方針で若手医師との情報共有を図ります。

自治医大さいたまグループ病院では、上述のように多くの手術に携わっておりますが、この修練システムのもとに若手医師が多くの手術を経験し、早いうちから責任ある診療を行うことによって、毎年のように優秀な心臓血管外科専門医が輩出されております。専門医取得後は、関連施設などでの活躍の場も設けられており、さらには他の教育施設で活躍しているOBも複数名輩出されております。

研究面においては、臨床および基礎研究班が複数形成されており、毎月のリサーチカンファレンスで研究内容の報告・検討が行われております。各班からは毎年数々の国内主要学会や海外学会での発表が成し遂げられており、その中で早くから若手医師が研究に参加できるように上級医師が指導するシステムが構築されております。論文発表に関しても、和文・英文を問わず、早くから若手医師が執筆できるような指導が行われております。また、これまで多くの若手医師が、国際的に有名な海外施設(スタンフォード大学・ジョンスホプキンス大学・ニューヨーク大学・ペンシルベニア大学・ロンドン大学・ハンブルグ大学など)での基礎研究や臨床研修を経験し、めざましい実績をあげております。

脈々と続いてきた自治医大さいたまグループ病院としてのモットーは、患者様本位の治療を施し、チーム一丸となって最高の治療成績を示すことでありますが、そのチーム診療に若手医師が早くから参加できるような機会を設けることを心がけております。その中で、世界的な競争ができる次世代のリーダーが一人でも多く育ち、世に輩出されてゆくことを願って止みません。次の世代を作る若い力が、自治医大さいたまグループ病院の仲間として参入して下さることを、心からお待ちしております。このホームページをご覧になって興味が深まった方は、ぜひとも見学にいらしてください。ご連絡をお待ちしております。