自治医科大学附属病院 病理診断部・病理診断科



自治医科大学 附属病院 卒後臨床研修C 統合病理学部門 人体病理学部門 blog
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  ★新着情報 (activities)

 H30年度 病理専門研修プログラムが公開されました。 こちら 

第3回 JICHI病理診断セミナー (JICHI-Pathology Seminar)
2017年10月6日(金)17:15から,自治医科大学本館にて
講演「新WHO分類で変わった脳腫瘍の考え方」,および症例検討
講師 柴原 純二 先生(杏林大学病理学教授)


2017/08/11 第167回 東北腹部画像診断検討会 特別講演会 (8月5日, 仙台): 福嶋教授が「胆道腫瘍の病理−IPNBの新コンセンサスも含めて」について講演しました。

2017/06/08 第6回アジア太平洋肝胆膵学会&第29回日本肝胆膵外科学会合同総会 (6月8日, 横浜): 福嶋教授がSymposium15 (How to manege pancreas neuroendocrine tumor)で講演しました。

2017/04/26 第106回 日本病理学会総会(2017) 病理診断部スタッフの出番は コチラ 

2017/04/02 第46回 韓国肝胆膵科学会(3月31日,4月1日,韓国済州島):福嶋教授が,教育講演「胆嚢管癌」およびシンポジウム「胆膵の高異型度上皮」で講演しました。

2017/03/02 第2回 JICHI Pathology Seminar(講師:東京医科大学 泉美貴教授)が開催されました。

2016/12/11 第73回(社)日本病理学会 関東支部術集会(12月10日,東京):田畑臨床助教が「巨大肺動脈瘤の 1剖検例」を口演発表しました。

2016/11/06 第 36回栃木県医学検査学会(11月6日,栃木県・獨協医大):二階堂技師が「右耳後部皮膚に異所性の呼吸器粘膜上皮がみられた稀な1例」、飛田野技師が「病理検査室における医療安全@新5S活動報告」「病理検査室における医療安全A気づきメモの活用」を口演発表しました。

2016/10/31 2016JICHI 病理診断セミナー (10月21日):当病理診断部/科の主催で、乳癌の病理診断における最近の動向(講師:埼玉県立がんセンター病理診断科長 黒住昌史先生)を開催しました。
 

  ★新着情報 (others)

2017/06/10 ホームページをリニュアルしました(一部,工事中)。
2017/04/03 二階堂貴章技師が主任に昇任しました。佐藤沙弥香さんと、杉本真さんが、病理診断部の臨床検査技師としてあらたに加わりました。
2017/02/07 当院における病理解剖数が5000件に達しました。
 

  病理診断とは

病理診断とは,患者さんの病気の治療方針をきめたり,治療の効果を評価するために,主に患部から採取された組織の一部を顕微鏡で調べて,病変の種類や性質などを見分けるものです。

人間の体は,表面に(上皮)細胞がきちっと並んでおり,その間に血管,骨,筋肉や線維,脂肪組織などが詰まってできています。表面というのは皮膚の表面だけではなく,口腔粘膜や胃の表面,膀胱粘膜の表面なども含みます。

このような私たちの体を構成する細胞は,何らかの原因で異常を来たすと,形態(細胞の形や並び,など)が変わったり,普通では見られない種類の細胞が増えてきたりします。その細胞の種類や形の変化を顕微鏡で捉えて病気の診断を行なうのが病理診断なのです。

例えば乳房のしこり(腫瘤)を理由に受診された患者さんがいるとします。病院では触診のあと,マンモグラフィーやエコーなどの検査をされるのが普通で,これらによって,ある程度の診断の予測ができます。しかし,最終的に良性病変であるのか悪性であるのかの判定を下すには,その腫瘤を作っている組織を採取して行なう病理診断が欠かせません。

これをご覧の皆様にも,検診などで受けた大腸や胃の内視鏡検査で,ポリープや粘膜の荒れが見つかり,「組織をとって調べます」と言われた方もいるかも知れません。これは,少し言葉を補足して書くと「病理診断を行なうために異常な部分の組織を採取して詳しく検査します」という意味であり,これによって,炎症で粘膜が荒れていただけなのか,手術の必要な腫瘍であるのか,などの診断を下すことができるのです。病理診断は様々な病変を対象としますが,特にがん診療においては,その最終的診断方法として確立されています。

病理診断を行なうためには,顕微鏡で細胞の形の変化を捉える能力と知識が必要ですが,それに加えて患者さんの症状や経過,放射線画像所見などを理解して,総合的に病変や疾患を理解する能力も不可欠です。このため,病理診断は,特別なトレーニングを受けた医師(病理診断医)が医療行為として行っています。


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