主催

渡部麻衣子(博士・科学技術社会論)

学歴

2002年 3月
国際基督教大学教養学部社会科学科 卒 (学士)
2002年10月
Warwick大学大学院社会学部 博士過程 進学
2005年
Warwick大学大学院社会学部 博士課程 修了

 

職歴

2005年10月― 2006年9月:
・NPO法人市民科学研究室 (市民研): 科学技術振興機構助成研究「生活者の視点に立った科学知の編集と実践的活用」特任研究員(非常勤)
・国立身体障害者リハビリテーションセンター:調査補助
・財団法人共用品推進機構:調査補助

2006年10月― 2008年3月:
北里大学大学院医療系研究科臨床遺伝医学講座
「遺伝子診断の脱医療・市場化が 来す倫理社会的課題」プロジェクト 特任研究員(常勤)(2008年2月:博士号取得)
Direct-to-Consumer (DTC)遺伝子検査の国内外の状況を調査し報告しました。

2008年4月― 2011年3月:東京大学医科学研究所公共政策研究分野 「オーダーメイド医療実現化プロジェクト」特任研究員(常勤)メインでは、患者の遺伝子情報を蓄積する医科学研究における、研究参加者とのコミュニケーションに関する実践と研究を行いました。
また、研究所に併設されている近代医科学記念館でのサイエンス・カフェや、サイエンスを題材とするアート作品の企画展の企画運営を行いました。(2010年10月:第一子出産)

2011年4月―2014年2月:
学術振興会特別研究員PD(東京大学大学院情報学環・佐倉統研究室)ダウン症のある子どものいる家族の活動に関する調査研究に取り組みました。その一環として、日本ダウン症協会と協力し、ダウン症の子を持つイギリスの写真家たちが、写真によるダウン症の再解釈に取り組んだプロジェクト、Shifting Perspectivesを日本に紹介する企画展、『ダウン症 ― 家族のまなざし』を企画し、運営しました。
また、佐倉研と(株)オムロンのシンクタンクであるヒューマンルネサンス研究所(HRI)との共同研究に参加させて頂き、鉄道弘済会リハビリテーション義肢サポートセンターで、義足の作製課程に関する参与観察研究に取り組みました。(2013年6月:第二子出産)

2014年2月―2015年3月:
東京大学大学院総合文化研究科 特任助教

2015年4月―2015年12月:
同              特任講師

新しい博士課程教育を企画するプロジェクトに、「科学技術と共生社会」をテーマとする部門の特任助教として参加しました。ここでは、駒場博物館において、部門での教育を紹介する企画展『境界を引く?越える』を企画運営しました。企画展中には、学生がと教員がそれぞれの研究を一般の人にわかりやすく伝える、サイエンス・カフェも開催しました。
「胎児視覚化」を軸とした研究をはじめました。

2016年1月― 2017年7月:
ハーバード大学科学史研究科 客員研究員
「胎児視覚化」の研究を進めると共に、Sarah S. Richardson著Sex Itselfの翻訳に取り組みました。

2017年7月― 2019年3月:
北里大学医学部 客員研究員

2018年1月― 2019年12月:
東京大学大学院情報学環 客室研究員

2017年10月― 2019年3月:
全国農業協同組合中央会国際企画課(非常勤)

2019年4月― 現在:
自治医科大学医学部総合教育部門倫理学研究室 講師

詳しくは research mapをご覧ください