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センター長からのご挨拶

自治医科大学附属病院では、看護職員の教育プログラム作成、キャリア形成支援を目的に2010年度に看護職キャリア支援センターを設立しました。看護職は病院の中で大変重要な役割を果たしています。看護、ケアを提供する業務の中で身につけなければいけないスキルは様々です。対人関係のスキル、多重課題のスキル、マネージメントのスキル、医療が高度になり変化していく中で、他職種と共同しながら医療を提供していくためには、このようなスキルが必要になってきます。看護職キャリア支援センターでは、様々な段階で個々のニーズに合わせた教育、研修を提供します。

自治医科大学附属病院の理念は(1)患者中心の医療(2)安全で質の高い医療(3)地域に開かれた病院(4)地域医療に貢献する医療人の育成の4点です。この理念に基づき、当院はがん診療地域拠点病院として、また高度救命救急センターとして、栃木県南医療圏の高度医療をしっかりと支えています。

2006年にとちぎ子ども医療センター、総合周産期母子医療センターを開設し、現在1,132床、43診療科を開設しています。現在、高度急性期医療の充実、外科系診療機能の拡充のため、2018年4月開設を目標に新館南棟(仮称)の建設計画を進めています。今後20年間、医療需要は年間1%ずつ増加すると予想されています。この医療需要の増加に対応するため、また医療界の2025年問題を乗りきるため、病院全体で診療能力の向上を図り、看護師定数も増加することを計画しています。

当院では看護師の特定医行為の教育にも積極的に取り組んでいます。看護職員の方々には、スキルアップ、キャリアアップを図ることで、よりやりがいのある業務に取り組んでいただきたいと考えています。これからの医療は、病院完結型ではなく、地域完結型の色彩を強めていきます。当院は、栃木県の地域連携クリティカルパス(がん診療、糖尿病、脳卒中、心筋梗塞)や入退院支援にも医師、看護職員、医療関係職員、事務職員が共同で積極的に取り組んでいます。地域のリーダーとなれる人材、高い実践力をもつ人材、地域医療をしっかりと支える若い力を自治医科大学附属病院は育てていきたいと考えています。

センター長 佐田尚宏

 

看護職キャリア支援センターの紹介

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