ごあいさつ

薬師祭へご来場の皆様に自治医科大学および薬師祭実行委員会より、ごあいさつを申し上げます。


自治医科大学学長 永井良三 

薬師祭の開催にあたって

第54回薬師祭の開催、おめでとうございます。新型コロナウイルスの流行もほぼ収まり、キャンパスにいつもどおり明るい声が響くようになりました。一方で、世界はウクライナやパレスチナの戦争、さらにトランプ関税により大きな動揺が起こり、国内も与党が過半数割れするなど政治的混乱が始まりました。社会的には生成AIが話題となり、学生の皆さんだけでなく教職員の仕事の仕方も大きく変わりました。こうした社会の変化の中で、皆さんは一人一人の生き方を考えるとともに、医療を始めとする社会保障制度のあり方についても議論を深める必要があります。 

今回の参議院選で最も重視された政策課題は、社会保障と少子化でした。人口減少のなかで地域社会が危うくなっています。地球温暖化も深刻であり、私達の生活は限られた資源をいかに賢く再利用しつつ、人類と社会の持続可能性を常に考えることが求められています。 

今年の薬師祭のテーマは、「煌」です。煌は太陽のように中心として輝く様子を表しています。自治医科大学に学ぶ学生諸君が、将来リーダーシップを発揮するために、薬師祭を通じて人の和を築き何らかのひらめきを掴まれるよう期待しております。 

自治医科大学看護学部長 小原泉 

薬師祭の開催に寄せて

第54回薬師祭の開催、誠におめでとうございます。また、ご来場下さいました方々におかれましては、足をお運び下さいましたことに心より御礼申し上げます。 

日本の祭りは、自然と神に感謝し、生きることを喜び、コミュニティを育てるために行われてきたといわれています。大学祭である薬師祭は、学生が創造力を発揮して企画・運営し、学内外からの来場者の方々に存分に楽しんでいただける祭りとなることで、本学に対するご理解とご支援への感謝を表し、学生生活の喜びを実感でき、地域住民の方々との交流の機会となる意義深い大学行事です。 

今年のテーマである「煌(きらめき)」には、「薬師祭が1つの光となって周りを照らし、教職員・学生・地域の方々の気持ちが喜びや感動に溢れるような祭りを作り上げたい」という、学生の熱い気持ちが込められています。私たちが生きる社会は、様々な問題が複雑に絡み合い混沌とするばかりですが、本学の学生が周りを照らせる存在となれることは教職員にとってこの上ない喜びです。「煌(きらめき)」に込めた学生の熱い想いが存分に表現され、来場下さる方々との出会いを楽しみ、忘れ難い思い出となることを心より願っております。 

薬師祭実行委員会委員長 松下侑矢

 自治医科大学の一大イベント、「薬師祭」が今年もやってまいりました!まず初めに、第54回薬師祭開催に向けてご支援・ご協力を賜りましたすべての皆様に心より感謝を申し上げます。昨年度の第53回薬師祭では学外の方々も交えた対面開催となり、出店や展示会、ステージ企画や医療展での医療体験など会場全体で大変な賑わいとなりました。今年度も学内・学外を問わずより多くの方々に楽しんでいただける薬師祭を目指し、実行委員会一同準備を進めてまいりました。 

 第54回薬師祭のテーマは『煌(きらめき)』です。この漢字は燃え立つ炎や光を放つ日を表現しているとされています。またこの『煌』一字には多くの訓読みがあり、「かがやく」、「きらめく」、「あきらか」が挙げられます。私たち薬師祭実行委員会は、『煌』をモットーに薬師祭が1つの光となって周囲を照らし、会場にいる皆様が喜びや感動に溢れるような祭りを作り上げたいと考えております。その思いが会場をより一層「きら」めかせ、一人一人が「かがや」ける場となり、そして心の中に薬師祭での思い出がいつまでも「あき」らかに残ることを願っております。また、人と人の繋がりを大事にしながら来場された方々が安心して楽しんでいただける薬師祭の運営を行ってまいります。 

今年度の薬師祭は昨年度よりも出店・企画等の規模を拡大いたしました。老若男女、全ての方が楽しめるように準備を進めてまいりました。是非、会場内を巡りさまざまな催しをお楽しみください。皆様の笑顔が私たち薬師祭実行委員会や出店・企画の運営者の励みになります。一緒に薬師祭を創り上げ、思いきり楽しみましょう! 

最後に、実行委員会138名へ、ついに第54回薬師祭開催の日を迎えることができました。楽しいことも苦しいこともたくさんあったけど、それでもより良いものを作ろう!という思いで活動してきたみんなを誇らしく思います。本当にありがとう!!私たちは実行委員会という役職はありますが1人の学生でもあります。全力で薬師祭を楽しんでください! 

来場される皆様、準備はできていますか?会場に足を踏み入れたら、その場・その一瞬を存分に楽しみ、最高で忘れられない夢の時間をお過ごしください! 

薬師祭実行委員会副委員長 藤代かれん

本日は自治医科大学薬師祭にご来場いただき、誠にありがとうございます。本学の一大イベントである薬師祭は、今年で第54回を迎えることとなりました。今年度も学外の方々をお迎えしての開催となり、学内の学生・教職員だけでなく、地域の皆さまにもご来場いただくことで、ふれあいの輪がさらに広がり、多くの方々にお楽しみいただけることと思います。 

今年の薬師祭のテーマは「煌(きらめき)」です。
このテーマには、薬師祭が一つの光となって人々の心を明るく照らし、学生・教職員・地域の方々がそれぞれに輝けるような、笑顔と感動にあふれる場となってほしいという願いを込めました。その輝きが、皆さまの心にあたたかく残ることを願っております。 

3日間にわたり、皆さまに楽しんでいただける企画やステージ、展示を多数ご用意しております。どうぞ最後までごゆっくりとお楽しみください。 

結びにあたり、第54回薬師祭の開催にあたりご協賛・ご支援を賜りましたすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。