業務内容

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業務内容

≪輸血業務≫
●血液製剤の一元管理
診療科別の使用製剤や廃棄血の把握,輸血副作用調査,大量輸血症例調査などを行い,年6回の輸血療法委員会を通じて適正な輸血療法の推進を行っている.
●輸血業務の24時間体制
時間外の輸血業務に対し迅速かつ安全に対応するため,部内の臨床検査技師のみによる24時間体制で対応を行っている.
●自己血貯血と保管管理
輸血・細胞移植部に隣接する自己血ルームで専任看護師のもとに自己血貯血ガイドラインに従い貯血し,輸血・細胞移植部にて保管管理している.


≪細胞移植にかかわる業務≫
●骨髄採取
手術室では血縁者ドナーおよび骨髄バンクドナーの骨髄血採取を当部医師により行っている。
●末梢血幹細胞採取
自己血ルームでは血液成分採血装置を用いて臨床工学技士により、患者およびドナーからの末梢血幹細胞が安全に採取が行われている。また、採取時の患者・ドナーの管理が看護師によって行われている。
●造血幹細胞の細胞調整・凍結操作・保存・解凍・出庫
採取された幹細胞は、無菌操作により超低温冷凍庫に凍結保存される。移植時は、無菌的に解凍操作が行われ、血液製剤同様にシステム照合による出庫が行われている。
●組織適合性検査(HLA検査)
臓器移植ネットワーク登録(献腎),生体腎移植,生体肝移植におけるHLAタイピング検査とリンパ球クロスマッチをおこない適合度の確認をおこなっている。
●FCMによる細胞表面抗原の解析
造血器腫瘍の診断,残存腫瘍細胞の検出,造血幹細胞移植におけるCD34陽性細胞数の測定を行っている.