部門の沿革・概要

内科学講座腎臓内科学部門の概要

当科は、循環器内科の腎グループとして発足した経緯があり、透析患者の循環器合併症の診断及び治療を得意としています。また、透析導入患者数総数は県内の約2割に相当し、透析導入施設として中核を担っています。
病院の立地が農村地域で、農薬中毒が高頻度に見られ、透析療法のみならず、急性中毒の治療として血液浄化療法全般への対応が要求されたこともあり、中毒疾患、免疫関連疾患全般に各種特殊血液浄化療法の経験を重ね、国内でも早くからパラコート中毒、ギランバレー症候群、全身性進行性硬化症に対する治療効果を報告しています。
さらに、当科では創設期より海外留学に積極的で、助手の期間中に殆どの医師が海外留学を経験し、優秀な業績を残しています。希望があれば、2年前後の留学が可能です。

 

内科学講座腎臓内科学部門の沿革

1976年(昭和51年) 循環器内科腎臓班として発足(浅野泰先生自治医大赴任)
1988年(昭和63年) 診療科として独立(浅野泰先生教授就任)
1992年(平成 4年) 腎臓内科学講座発足(浅野泰先生主任教授就任)
2000年(平成12年) 講座再編に伴い内科学講座腎臓内科学部門が発足
2002年(平成14年) 草野英二先生、第2代主任教授に就任
2005年(平成17年) 附属病院腎臓センター開設
2013年(平成25年) 長田太助先生、第3代主任教授に就任

部門紹介