自治医科大学 小児科学講座 | Jichi Medical University Dept. of Pediatrics

自治医科大学とちぎ子ども医療センターは、大学病院併設型の小児病院です。

【診療内容】循環器

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診療

小児循環器科の対象疾患は、先天性心疾患、肺高血圧、心筋症、川崎病、不整脈などで、対象は乳幼児や学童のみならず、新生児・未熟児、胎児、成人に及んでいます。
外来診療について、平日午前の外来で初診を受け付け、水曜午前40名、金曜午後に30名の再来を診療しています。入院診療は、カテーテル検査、心臓手術、慢性の心不全や呼吸不全の治療目的の方が中心です。心エコー図検査は、木曜午後と金曜午後に、胎児心エコー図検査を火曜午後に定時に検査し、外来初診と入院患者に対しては必要に応じて適宜実施しています。心臓カテーテル検査は月曜、火曜と木曜に実施しています。先天性心疾患に対するカテーテル治療は、経カテーテル的バルーン弁形成、動脈管開存のコイル塞栓術などで、心臓カテーテル症例の約20%を占めています。学童の不整脈に対するカテーテルアブレーションは循環器内科との合同で実施しています。その他の特殊診断法として心筋シンチグラフィー、トレッドミル運動負荷心電図、心臓MRI、心臓大血管の造影CTなどを行なっています。
小児・先天性心臓血管外科との合同カンファレンスを水曜18時から開催し、カテーテル検査結果と心臓手術症例に関して検討しています。また、循環器内科、心臓外科、小児循環器科、小児・先天性心臓血管外科の合同カンファレンスを木曜朝に開催し、心臓手術前後の症例を検討しています。
私たちは、若手医師の育成にも積極的です。日々の診療現場、カンファレンス、勉強会などで熱心に指導しています。県内には栃木小児循環器病研究会があり、私たちはそのメンバーとして高度な専門医療の連携ができる体制の一翼を担っています。

研修内容

初期研修では心臓の聴診や、胸部X線写真・心電図の読み方を習得し、心不全やチアノーゼ性心疾患、川崎病の基本的な治療法を習得します。後期研修では心エコー検査、心臓カテーテル検査を行ないます。さらに、造影CT、3D-CT、MRI、小児心臓核医学検査などの画像診断の理解を深めます。

研究

基礎的な研究は、先天性心疾患の原因に迫る心臓の発生・発達の研究や、川崎病の原因を追究すべく多種類のサイトカインの同時測定を行なっています。臨床的な研究としては胎児心エコーや心筋シンチグラム、MRIなどの最新機器を用いた画像診断学の領域でいろいろな成果をあげています。