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解剖学講座 解剖学部門

教室紹介

昭和47年開学以来、間藤方雄(名誉教授)、大河原重雄(前教授)の下、マクロ解剖学、発生学を担当してきました。平成21年度より教授が野田泰子に交代し、22年度からは神経解剖学、24年度からは発生学も担当する、新しい体制となりました。

開学以来行われてきた解剖学部門が担当するマクロ解剖学実習は、当部門にとって重要な位置を占めています。1年生の秋から行われる実習は、医学生にとって生涯にわたり大きな意味を持つ経験であり、医学教育の根幹となる知識を獲得する機会です。解剖学実習は、すべて生前の献体登録による善意のご遺体によって支えられています。自治医科大学では、独自の篤志団体である松韻会が組織され、医学教育に大きく貢献しています。

研究面ではこれまでに、神経系における自家蛍光を有するマトー細胞の発見、機能の解明を行ってきました。形態学ことに電子顕微鏡を用いた研究を礎として、これに分子細胞生物学的手法を組み合わせ、現在細胞内の分子動態を担う機構を解析しています。