中村好一教授が2021年『日本医師会医学賞』を受賞しました!

中村好一教授が、2021年「日本医師会医学賞」を受賞し、111日に日本医師会館で開催された「日本医師会設立74周年記念式典並びに医学大会」において、表彰されました。2021年度の日本医師会医学賞は、基礎医学・社会医学・臨床分野を通じて医学上重要な業績をあげた4名に授与されたもので、中村教授の受賞理由は「難病の疫学研究」です。

中村教授の研究分野は多岐にわたりますが、プリオン病や川崎病等の難病の疫学研究においては、長年にわたり、国内のみならず国際的にも牽引役を果たしてきました。さらに、疫学研究にとどまらず、社会的にも大きな貢献を成し遂げてきました。また、これらの功績を背景として、日本疫学会での事務局長、理事、編集委員長、国際疫学会での西太平洋地域担当理事、財務担当理事、The 21st World Congress of Epidemiology, World Congress of EpidemiologyのCongress PresidentThe 13th International Kawasaki Disease Symposiumの学会長など、要職を歴任し、日本の社会医学の発展に貢献しました。これらの功績が高く評価され、今回の受賞に至りました。

なお、コロナ禍に配慮し、受賞講演は医師会員限定のオンデマンドで行われましたが、ご視聴をご希望の方は、当教室のサイトでも公開していますのでご覧ください。

こちらからご覧頂けます⇒ 日本医師会医学賞 受賞講演

同窓会 会報に掲載のコメント⇒『日本医師会学会賞を受賞して』