部門紹介

教授挨拶

中村教授

 「公衆衛生」は生存権を規定した日本国憲法25条にも出てくる言葉であり、医師法1条では医療の上位概念と位置づけられています。個人衛生では納まらない健康問題について、組織として対応するのが公衆衛生であり、そこには公の責任や公権力の発動など、公の部門の活動もありますし、民間組織の活動も含まれています。

 このような公衆衛生を学問として教育と研究を行っているのが私たち、公衆衛生学部門です。

 教育においては、保健所に勤務する卒業生のご協力のもと、5年生を一斉に全国の保健所に派遣し、現場での実習が可能であるのも私たちの研究室の強みであるといえます。

 研究においても、様々な研究者との研究を行うことでますます新たな組織・領域が広がっていますし、社会貢献の一部として、栃木県が主催する「調査研究支援研修」に長年協力し、ここでも新たな研究を展開しています。

 以上の通り、大学内外の多くの方々のご理解とご協力のもとに公衆衛生学部門は教育・研究を進めることができております。これからも部門の発展を図っていきたいと思っておりますのでご指導の程よろしくお願いいたします。

自治医科大学地域医療学センター  公衆衛生学部門

教授   中村 好一

経歴

 自治医科大学(1982年)、テキサス大学公衆衛生学部(1992年)、慶應義塾大学法学部(1998年)卒業。1982~1989年に福岡県職員として県庁・保健所に勤務、1989年より自治医科大学公衆衛生学教室教員。助手、講師、助教授を経て1999年4月より教授。

 専門は疫学、保健統計学、医療情報学、医事法学などで、川崎病の疫学やプリオン病(クロイツフェルト・ヤコブ病など)の疫学を中心に研究しているが、難病、花粉症、母乳中のダイオキシン、カドミウムの人体への影響、電磁界の人体への影響など、いろいろなことに幅広く取り組んでいる。

 国際疫学会(理事)、日本疫学会(理事、Journal of Epidemiology編集委員長)、日本公衆衛生学会(理事[雑誌編集担当])、日本循環器管理研究協議会(庶務担当理事)、日本医事法学会(理事)、米国公衆衛生学会、日本小児科学会、日本医療情報学会などに所属。

 疫学・統計学関係の著書として、「基礎から学ぶ楽しい疫学(第2版)」(医学書院、2006年)、「今日の疫学(第2版)」(医学書院、2005年)、「疫学マニュアル(第6版)」(南山堂、2003年)、「保健活動のための調査・研究ガイド」(医学書院、2002年)、「はじめて学ぶやさしい疫学:疫学への招待」(南江堂、2002年)、「川崎病の疫学:30年間の総括」(診断と治療社、2002年)、「ヘルスサイエンスのための基本統計学(第3版)」(南山堂、2002年)等がある

スタッフ紹介

名誉教授 柳川 洋
髙村 寿子
教授 中村 好一
教授(兼) 髙本 和彦(卒後指導部長)
教授(兼) 小池 創一(地域医療政策部門)
教授 牧野 伸子
教授(兼) 石川 鎮清医学教育センター
准教授(兼) 青山 泰子(社会学)
講師 阿江 竜介
講師(兼) 笹原 鉄平(臨床感染学部門)
助教 松原 優里
小佐見 光樹
研究生 森川すいめい
青山菜美子
大瀧 潮
佐野 尭
尾関由姫恵
須釜幸男
非常勤講師 坂田 清美
尾島 俊之
渡辺 晃紀
定金 敦子
臨床講師 中村 勤
笹井 康典
宇田 英典
高山 佳洋
日高 良雄
岩間 真人
中村 清司
伊藤 善信
栗原 修一
桑野 哲実
臨床講師 中俣 和幸
佐藤 純子
津久井 智
瀧口 俊一
藤崎 淳一郎
守田 万寿夫
岸本 益実
岩本 直安
森脇 俊
緒方 剛
山崎 理
大橋 俊子
塚田 三夫
研究補助員 (主任技師) 屋代 真弓
(嘱託) 関根 玲子