1. トップページへ戻る
  2. 新着情報
  3. 指導医からのメッセージ

新着情報

指導医からのメッセージ

松薗 構佑 先生
(自治医科大学附属病院 神経内科 令和元年度附属病院優秀指導医賞受賞)

松薗構佑

脳神経内科の松薗構佑と申します。僕は鹿児島で生まれ育ち、鹿児島大学を卒業後、秋田、岡山、大阪、京都と渡り歩き、卒後11年目になります。自分自身は秋田県の市立角館総合病院という市中病院で、冬は豪雪の中、地域医療を中心に医療の基本について濃密な研修を送りました。その後御縁をいただき国立循環器病研究センターと京都大学iPS細胞研究所で研鑽を積ませていただきました。国立循環器病研究センター前病院長の峰松一夫先生、京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥先生のお二人の仕事ぶり、仕事に対する考えを遠目ながら拝見させていただきましたことは、僕自身の財産となっております。そして現在は自治医科大学で藤本茂主任教授のご指導の下、のびのびと意欲的に仕事をさせていただいております。

 

僕自身がこれまで学んだ、医師として良い仕事をするための大切なことは、① 状況を的確に分析する、② 明確なVisionを持つ、③ Visionに向かって精一杯の努力をする、④ 人の御縁を大切にする、⑤ 後進を育てる、ということです。僕自身まだ若いつもりでしたが、気付けば卒後10年が経過し、医局では医局長を拝命し、若い先生方の相談や指導を行うようになりました。若い先生方には日頃、「医師の仕事はそもそも楽で簡単なものではない」「病という治療しなければ最悪死に至る病気の患者さんを救命するということは、尋常なことではない。そして現代医療で救命できない患者さんや家族と向き合い、治療のための研究を進めることが楽な仕事のはずがない」「良い医師になる為には結局のところ、血のにじむ努力をする必要がある」「楽にお金持ちになることを目的にするのなら、それを医師になることで達成しようとするのは手段が間違っている」「簡単に次から次に上手くいき成功するのなら人生は苦労しない」など精神論的なことも説いています。前時代的と言われるかもしれませんが、結局良い仕事とは健全かつ強靭な精神の賜物であり、初期研修では医師としての志、精神を育てていただきたい。最後に、仕事の中にユーモアと笑いを忘れずに、患者さん、職場の仲間、自分の家族を愛し仕事をすることが出来れば、それは素敵な医師人生ではないでしょうか。

 

この自治医科大学で志ある若い皆さんとの出会いを楽しみにしています。

前へ

このページのトップへ戻る