遺伝カウンセラー養成コース

修士課程・臨床連携科学
遺伝カウンセラー養成コース

ゲノム医療の保険適用や新型出生前診断、遺伝性希少疾患の診断など、近年の遺伝医学の臨床現場への実装が進展しているなか、その診療体制の重要な構成員である遺伝カウンセラーの不足は、本学が立地する北関東地区において問題となっています。これからさらに需要が高まると予想される当地域、ひいては本学が輩出する全国の地域医療を担当する卒業生を介して、日本全国の遺伝医療をさらに充実させることを目的に本遺伝カウンセラー養成コースは2021年に設置されました。

カリキュラムの特徴

2021年は本学附属病院に勤務するパラメディカル・スタッフを主な対象者としてスタートしました。そのため、社会人大学院として開講し、学内のオンライン学習システムを使った講義を実施しています。遺伝カウンセリング実習は、各々職場との実習時間帯調整によって必要な実習時間を確保し参加しています。演習のカウンセリング・ロールプレイなどについては、遺伝カウンセリングの実施前後や勤務時間終了後の時間帯に設定しています。長期履修制度も利用可能です。また、さまざまな疾患に対応するように、遺伝医療に関わる臨床各科と遺伝カウンセリング室が連携し、主要な対象疾患を網羅しています。2022年、2023年は他施設から社会人大学院生として入学されています。2024年より一般受験生も募集開始予定です。

修了単位認定方法

講義については出席と試験、演習・実習は出席とカンファレンスでの討論、遺伝カウンセリング記録などの評価を単位認定しています。修士課程修了要件は、2年以上の在学、30単位以上の習得、そして研究指導を受けた上で修士論文の審査及び最終試験に合格する必要があります。修了認定されれば、認定遺伝カウンセラー認定試験の受験資格を得ることができます。

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学生の定員
選抜入試の概要

定員 2名

選抜試験:出願資格を満たした応募者に選抜試験を実施。

カリキュラム

カリキュラムについて、下記へアクセスしご確認ください。