博士課程カリキュラム

専攻科: シミュレーション医療教育学

担当教員:川平 洋 教授

指導内容

現状の医療事情を学び、時代に即したシミュレーション医療教育を構築する。多職種、専門職種連携によるコミュニケーションの高精度化と人工知能介入による新規医療マネージメント環境を開発する。医療従事者の快適な業務環境を担う次世代医療教育を検証し構築する。また、開発・構築したものについては,必ずその効果を検証する。

(1学年)

医療におけるシミュレーション教育を深く学ぶと共に、研究する領域を選び、テーマを絞り込む。大学院共通カリキュラム講義を受講すると共に、基礎的研究技術の習得に努める。

(2学年)

研究テーマに沿った方向の研究を推進する。研究領域のシミュレータに精通する。

(3学年)

研究テーマの研究を推進し、データ解析を行う。学会発表も行う。

(4学年)

大学院での研究成果の総括に入り、学位論文を作成する。原著論文としての論文投稿を行う。

(修了後)

シミュレーション教育を後進の教育に有効活用する。シミュレータの開発や医療機器開発メーカーでの開発や営業、セミナーを行う。

研究テーマ案(これには限らない)

手術手技解析、医療ニーズと機器開発
模擬患者向けシミュレーション教育の構築と学習者の行動変容の検証
新人医療者向けシミュレーション教育の構築と、それがもたらす学習者の行動変容・組織への好影響の評価
チーム医療の安全と質向上を目的としたシミュレーション教育の構築と、それがもたらす学習者の行動変容・組織への好影響の評価
遠隔地医療の安全と質向上を目的としたシミュレーション教育の構築と、それがもたらす学習者の行動変容・組織への好影響の評価
学習者の行動変容とそれによる組織への好影響を狙いとしたシミュレータ開発
学習者の行動変容とそれによる組織への好影響を狙いとしたe-learning・教材開発
学習者の行動変容とそれによる組織への好影響を狙いとしたシミュレーション教育環境の整備と開発

問合せ先:

 kawahira@jichi.ac.jp