兼田裕司 / Kaneda Yuji

所属

略歴

学位取得

2014年6月 博士(医学)

専門分野

肝胆膵移植外科、消化器外科全般

専門資格

研究分野

研究開発内容

企業との共同研究開発

受賞歴

競争的研究資金獲得状況

産業財産権

  1. JP.7253744【発行国】日本【発明者】兼田裕司【名称】臓器断端処置具
  2. US.11337704【発行国】米国【発明者】Yuji Kaneda
              【名称】Tool for treating excised end of body organ
  3. CN.111148478【発行国】中国【発明者】兼田裕司【名称】臓器断端処置具
  4. KR.102589423【発行国】韓国【発明者】兼田裕司【名称】臓器断端処置具
  5. JP.7402473【発行国】日本【発明者】兼田裕司、他【名称】結紮等に適した医療器具
  6. JP.7544323【発行国】日本【発明者】兼田裕司、他【名称】結紮等に適した医療器具
  7. 特許第6950905号【発行国】日本【発明者】兼田裕司【名称】ダイレータ
  8. 特許第7542801号【発行国】日本【発明者】兼田裕司【発明の名称】外科手術器具用グリップ

卒前教育における手術手技トレーニング(*詳細はこちら

研究開発について

① 医療機器発明・開発
外科手術分野では、膵切除後の膵液瘻を始め、既存の技術、デバイスでは越えられない“壁”が未だに存在します。その“壁”を越えるためには、現在の問題点を見つめ直し、今までには無い新たな発想でデバイスを生み出す必要があります。また、近年急速に進歩、普及している腹腔鏡手術、ロボット手術の技術・安全性向上のためには、新たなデバイスの開発は必要不可欠です。過去から現在までに存在する“壁”、現在から未来に存在する“壁”を越えるべく、新たなデバイスの研究開発に取り組んでいます。

② 医工連携・アイデアの知財化
研究開発における競争力向上を目指して、国内外における特許出願を積極的に行っています。また、開発速度上昇を目指して、医工連携にも積極的に取り組んでいます。この知財化(特許化)と医工連携により研究開発全体の能力が上昇するだけでなく、タイアップ企業、アカデミアに経済的なFeedbackをもたらすと考えています。

③ バイオデザイン
医療機器開発は、①医療現場における潜在的ニーズの発掘、②医療機器コンセプト創造、③知財化(特許化)、④医工連携、⑤開発、⑥研究費獲得、➆PMDA面談、⑧非臨床試験(前臨床試験)、⑨臨床試験(治験)、⑩薬事承認、⑪上市(事業化)、という流れで進められます。これらのステップは、研究開発における秘匿性の関係から、詳細な内容が表に出ることが少なく、自己研鑽や人材育成が容易ではありません。各ステップを定型化、体系化し、自分の経験を交えて指導することにより、医療機器開発現場で活躍できる人材育成に繋がると考えています。

*researchmapへのリンク https://researchmap.jp/Kaneda-HBP-Surgeon

*手術手技シミュレーション実習(卒前教育) 詳細はこちら