兼田裕司 / Kaneda Yuji

所属

略歴

学位取得

2014年6月 博士(医学)

専門分野

肝胆膵移植外科、消化器外科全般

専門資格

研究分野

研究開発内容

企業との共同研究開発

受賞歴

競争的研究資金獲得状況

産業財産権

卒前教育における手術手技トレーニング(*詳細はこちら

研究開発について

① 医療機器発明・開発
外科手術分野では、膵切除後の膵液瘻を始め、既存の技術、デバイスでは越えられない“壁”が未だに存在します。その“壁”を越えるためには、現在の問題点を見つめ直し、今までには無い新たな発想でデバイスを生み出す必要があります。また、近年急速に進歩、普及している腹腔鏡手術、ロボット手術の技術・安全性向上のためには、新たなデバイスの開発は必要不可欠です。過去から現在までに存在する“壁”、現在から未来に存在する“壁”を越えるべく、新たなデバイスの研究開発に取り組んでいます。

② 医工連携・アイデアの知財化
研究開発における競争力向上を目指して、国内外における特許出願を積極的に行っています。また、開発速度上昇を目指して、医工連携にも積極的に取り組んでいます。この知財化(特許化)と医工連携により研究開発全体の能力が上昇するだけでなく、タイアップ企業、アカデミアに経済的なFeedbackをもたらすと考えています。

③ バイオデザイン
医療機器開発は、①医療現場における潜在的ニーズの発掘、②医療機器コンセプト創造、③知財化(特許化)、④医工連携、⑤開発、⑥研究費獲得、➆PMDA面談、⑧非臨床試験(前臨床試験)、⑨臨床試験(治験)、⑩薬事承認、⑪上市(事業化)、という流れで進められます。これらのステップは、研究開発における秘匿性の関係から、詳細な内容が表に出ることが少なく、自己研鑽や人材育成が容易ではありません。各ステップを定型化、体系化し、自分の経験を交えて指導することにより、医療機器開発現場で活躍できる人材育成に繋がると考えています。

*researchmapへのリンク https://researchmap.jp/Kaneda-HBP-Surgeon

*手術手技シミュレーション実習(卒前教育) 詳細はこちら