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センター長 ご挨拶

リハビリテーションセンター創立50周年を迎えて

リハビリテーションセンター長 森田 光哉

リハビリテーションセンターの創立50周年という節目を迎え、長きにわたり当センターを支えてくださったすべての方々に心より感謝申し上げます。
当センターは、1974年に第1回理学療法士国家試験合格者の一人であった谷岡淳氏が初代室長に就任して理学療法部門のみでスタートし、初代センター長であった整形外科教授大井淑雄先生とともにその礎を築きました。その後、2003年からは2代目室長として金子操氏、2021年に南雲光則が3代目室長に就任して現在に至っています。センター長も、星野雄一先生、中間季雄先生、関矢 仁先生、竹下克志先生に引き続き、2017年から私が務めております。
1975年以降、作業療法部門、言語聴覚療法部門を加え、行政事業も加えた総合的なリハビリテーションサービスを提供するようになりました。2001年には自治医科大学本館西側に別棟となるリハビリテーションセンターが新築され、また2006年9月にはとちぎ子ども医療センターが開設されたのにともない小児リハビリテーション部門が設立されました。このように先達の歴代センター長およびスタッフ達の精進・努力によって、当センターは絶えず拡充・進化を続け、現在PT28名、OT11名(うち1名非常勤)、ST5名とスタッフも増員され、ますます多くの方々にご利用いただくようになってまいりました。
この半世紀の歩みを振り返ると、リハビリテーション医療の進展や社会の変化に伴い、私たちの使命や役割も広がりを見せてきたことが実感されます。開設当初、当センターは主に身体的な機能回復を目的とする治療が中心でした。しかし現在では、精神的な支援や社会復帰のサポート、回復期リハビリテーション施設との連携、さらには予防医療や健康増進に至るまで、多岐にわたるサービスが求められるようになってまいりました。このようなニーズに対応すべく様々な取り組みを実現してこれたのは、関連する病院職員をはじめ、スタッフの熱意と努力、そして利用者の皆さま等多くの方々からのご支援があってこそだと思います。
最近の「健康寿命」を重視するようになってきた風潮から、リハビリテーション医療に対する需要・期待はますます高まっていることを肌身で感じております。そのためにも、受傷、発病早期あるいは術前からのリハビリテーションを実施することで、早期自立・退院をうながし、さらにQOLの増大、健康寿命の延長を目指して、今後も体制の強化、刷新・充実していく必要があると感じております。
50周年を迎えたこの機会を、新たな一歩を踏み出す契機としたいと考えています。これまでの経験と成果を礎に、より多くの方々の生活の質を向上させるため、さらに充実したサービスを提供してまいります。そして、地域社会と協力しながら、「誰もが希望を持って未来に向かえる場」であり続けることを目指していきます。
最後になりますが、これまで当センターに関わってくださったすべての方々に改めて感謝を申し上げるとともに、これからの50年も皆さまとともに歩んでいくことを心より願っております。引き続きのご支援、ご指導をよろしくお願いいたします。