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室長 ご挨拶

今や誰もが知っている「リハビリテーション」という言葉は、中世において、一度失った権利・資格・名誉の回復という意味で使われていました。そして100年ほど前、第1次世界大戦の負傷者を支援するため、アメリカで「戦傷者リハビリテーション法」ができ、系統だったリハビリテーションが行われるようになりました。
日本では、半世紀ほど遅れてリハビリテーション専門技術者(理学療法士・作業療法士)の教育が始まり、昭和41年に理学療法士183名、作業療法士22名が誕生しました。
昭和46年5月14日(創立記念日)栃木県河内郡南河内町に自治医科大学の設立が決定し、昭和49年4月に附属病院が開院しました。
リハビリテーションセンターは、第1回理学療法士国家試験合格者の一人であった谷岡淳氏が初代室長となり、理学療法部門のみでスタートしました。昭和50年以降は、作業療法部門、言語療法部門を加え、総合的なリハビリテーションサービスの提供に努めてきました。
平成18年4月に診療報酬制度が大きく転換いたしました。それまで、リハビリテーション技術としてあった理学療法料、作業療法料がなくなり、疾患別リハビリテーション料が導入されました。当院では、疾患別リハビリテーション施設基準(心大血管疾患、脳血管疾患等、運動器、呼吸器)、がんのリハビリテーション施設基準を取得し、入院患者さん中心の診療を行っております。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を@骨関節系、Aがん総合、B呼吸系、C神経系、D循環系、E発達系にチーム編成し、入院早期からのリハビリテーション介入を行っております。また、とちぎ子ども医療センターにおいては、就学前までの発達支援など外来通院での診療も行っております。心臓リハビリテーションについては、近隣で提供できる施設が少ないことから、外来での通院診療も行っております。
今後も、高度急性期病院における超急性期からのリハビリテーション介入により、病院の理念である@患者中心の医療、A安全で質の高い医療、B地域と連携する医療、C地域医療に貢献する医療人の育成の実践に努め、一人でも多くの患者さんに、笑顔で退院して頂けるよう支援させて頂きます。さらに、栃木県を中心に近隣地域でのリハビリテーション医療の普及発展に貢献して参りたいと思っています。