後期研修医(短期国内留学も可能)募集中!!
(後期研修中あるいは修了後でも参加可能です。詳細ページにジャンプ)

自治医科大学附属さいたま医療センター血液科の研修の特徴  
  自治医科大学附属さいたま医療センター血液科の研修目標は、血液疾患の一般診療や造血幹細胞移植などの高度専門診療に習熟していただくだけでなく、大学病院の一員として、血液診療の未来を改善するための研究(基礎研究、臨床研究を含む)についても体験していただき、診療、研究、教育のバランスのとれた血液専門医を育成することです。造血幹細胞移植症例数などの診療実績でも全国のトップクラスですが、それと同時に2007年以降だけでも国際専門誌に英文原著論文を100編以上発表していることからもわかるように、研究施設としても世界的な実績をあげています。若手の医師もみんなが自ら研究に参加することによって、互いに刺激しながら成長しています。統計解析についても統計解析ソフトEZRを用いることで、各研究者の解析過程を指導医が確認しながら進めていくことによって、正確な統計解析をマスターできるように指導しています。2014年9月からは栃木の自治医科大学内科学部門血液学講座・附属病院血液科と一体となったグループになり、さらに診療、教育、研究の幅が広がりました。
  発表論文については自治医科大学附属さいたま医療センターで発行している「研究だより」の中で研究活動について詳しく紹介しています。以下のリンクから「研究だより」を開いて、「研究の成果」の中の「血液科」のページをご覧ください。

2016年の米国血液学会の様子をアップロードしました!

LeukemiaInsight 自治医大血液科医局紹介
研究だより 第27号 (平成23年4月20日)
研究だより 第31号 (平成24年4月20日)
研究だより 第35号 (平成25年4月17日)
研究だより 第39号 (平成26年4月18日)

血液科後期研修の案内 ●後期研修1年目 内科ローテーション
 血液科を中心に、初期研修だけでは不足している内科研修を補うために、救急を含め、いくつかの内科をローテーションします。

●後期研修2年目 内科ローテーションおよび一般血液研修
 内科ローテーションの後半と一般血液の研修を行ないます。こちらのセンターでも多彩な血液疾患の研修が可能ですが、高齢者の血液疾患などの経験が少なくなる傾向がありますので、さいたま市民医療センターなどの他施設での研修を中心に行ないます。

●後期研修3~4年目  一般血液研修、移植研修
 血液科の病棟・外来研修を行ないます。いよいよ本格的な血液内科の研修になります。造血幹細胞移植などの高度診療を実践するとともに臨床研究にも取り組んでいただきます。

カンファランス・連絡会

毎週火曜 午後4時~6時 症例検討カンファ・回診
毎週水曜 午前8時~9時 モーニングカンファ(6階病棟合同)
毎週水曜 午後4時~5時 総合回診(全内科系診療科合同)
第1水曜 午後5時~6時 移植症例カンファ
第2水曜 午後5時~6時 抄読会
第3水曜 午後5時~6時 臨床研究カンファ
毎週金曜 午前10時~11時 症例検討カンファ


6階病棟カンファ室

目標その1:造血幹細胞移植を含めた血液診療の習得
 私たちは血液疾患に対して最善の診療を提供するために、医療スタッフと患者さんの間の対話、医療スタッフ間の対話を大切にしています。世界中でこれまでに蓄積されているデータ(いわゆるエビデンス)を参考にしながら、実際には個々の患者さんの病状、背景、人生観などを考慮して、最も適した治療を患者さんとともに選んでいくこと(本来のEBMのあるべき姿)を目標としています。後期研修の前半では、造血幹細胞移植を含めて、このような診療技術について学習していただくプログラムを用意しています。都心部の施設では紹介患者さんが中心となるために診断をつける過程を学ぶことが難しいことも多いのですが、当センターでは診断から先進医療までの全てのステップを学ぶことが可能です
 患者さんの診療に即した教育は、指導医との日々の密接な対話に加えて、症例検討カンファランスなどを介して行います。さらに、血液科医師としての幅広い知識を身につけていただくためのプログラムとして毎週水曜日に抄読会などの勉強会、毎週木曜日にミニレクチャーを行っています。日本内科学会認定内科医、日本内科学会認定内科専門医、日本血液学会認定血液専門医、日本血液学会認定血液指導医、日本臨床腫瘍学会暫定指導医、日本輸血学会認定医が指導にあたり、後期研修プログラムを通じて、みなさんにも日本内科学会認定医と日本血液学会認定血液専門医を取得していただきます。

目標その2:臨床研究の方法の習得と実践
  日常診療においては、充分なエビデンスがないために治療法の選択に苦慮するような状況もしばしば経験します。そこで、そのような場合には、今後の患者さんの診療の改善につながるように、新たなエビデンスを産み出すための臨床研究が必要になります。血液科のスタッフは全員がそれぞれの臨床研究のテーマを持って研究に取り組んでいます。内容としては過去の診療を振り返りながら解析する後方視的研究に始まり、前方視的な臨床試験の計画・遂行、より規模の大きい多施設共同研究にも取り組んでいます。研究成果は国際専門誌に公表し、世界の診療レベルの向上に貢献しています。
 後期研修プログラムの後半には、私たちが開発した統計ソフトEZRを用いて統計解析について学んでいただくとともに、臨床研究を実際に遂行し、学会発表や国際専門誌への論文発表を行っていただきます。

目標その3:移植免疫、腫瘍免疫の基礎研究
 さいたま医療センターの研究棟では、移植免疫および腫瘍免疫の基礎研究も行っており、指導教官や大学院生が研究成果を毎年国際専門誌に論文発表しています。大学院への入学を含め、基礎研究に関心のあるかたも歓迎しています研究の機器としてはBD FACSAriaII、ABI 7900HT FAST Real Time PCR system、ABI PRISM 3100 genetic analyzer、テラスキャンシステム、ELISPOTリーダーなどを使用しております。さらに平成23年度に財団法人JKAからの競輪の補助金を受けて、蛍光マイクロビーズアレイシステムを整備いたしました。


研究室の風景

後期専門研修などの相談について
 科学的であり、かつ同時に患者さんにやさしい診療を習得していただくための教育体制を準備しています。血液科の後期研修について関心のある方はいつでもお気軽に御連絡ください。その他、臨床研究、基礎研究を希望のかたもこちらにご連絡ください。1~3年程度の国内留学の受け入れも可能です。後期研修修了後の進路についても相談に乗ります。
 連絡先は自治医科大学附属さいたま医療センター血液科 神田善伸 saitama-hem@jichi.ac.jp です。
 現在の所属施設、連絡先(電話番号、FAX、E-mailアドレスなど)をご記入の上、お送りください。

実施中の臨床研究について(患者さんへ)
 自治医科大学附属さいたま医療センターの血液科では、現時点での最良の診療を提供するだけでなく、将来の血液診療をよりよいものにしていくために研究を行っています。研究の中には実際に行う診療の中であらかじめ患者さんに同意をいただいて進めていく前方視的研究と、既に行った診療を振り返って調査していく後方視的研究があります。後方視的研究の場合には患者さんに新たな負担が加わることははありませんし、研究の成果を発表する際にも個人が特定されない方法でデータの処理を行いますのでプライバシーは保護されます。しかし、もしデータの使用に同意されない場合は以下に連絡をくださいましたら幸いです。その場合、研究の対象とはいたしません。また、その場合にも当センターにおける診療・治療の面で不利益を被る事はありません。下記のEメールアドレスにご連絡ください。研究の詳細についてはこちらをご覧ください。
 saitama-hem@jichi.ac.jp
(実際に入力される際は半角で入力してください)

  なお、「白血病、リンパ腫などに対する腫瘍特異的免疫療法開発のための研究」にご参加いただいた場合にはドナーさんの血液と患者さんの血液を見分けるための遺伝子検査を行う場合がありますが、その遺伝情報が公開されることはありません。

学位の取得
 自治医科大学附属さいたま医療センターの血液科で学位(医学博士)を取得することも可能です。2012年以降、これまでに以下のメンバーが医学博士の学位を取得しました。
仲宗根秀樹、木村俊一、賀古真一、齋藤桐子、新田英昭、佐藤美樹、坂本佳奈、上田里美

●血液疾患診療および造血幹細胞移植診療のマニュアル