自治医科大学アレルギー膠原病学では毎週医局員が交代で抄読会を行っております。

今回は、Arthritis & Rheumatology 2019年2月号から、
抗フラクタルカイン抗体による実験的関節炎モデルでの関節局所への破骨細胞前駆細胞の遊走および破骨細胞の分化誘導抑制効果の論文を取り上げました。

抗フラクタルカイン抗体は既に本邦で関節リウマチに対して治療が進行中であり、関節リウマチの関節炎の抑制だけでなく、関節局所への破骨細胞前駆細胞の遊走および破骨細胞の分化誘導の抑制を介した骨関節破壊抑制効果を期待させる内容でした。

担当:N