自治医科大学アレルギー膠原病学では毎週医局員が交代で抄読会を行っております。

今回はAnn Rheum Dis 2019年5月号より、「ベーチェット病(BD)における好中球細胞外トラップ(NETs)の役割」という論文です。

BD患者と健常人の血清でNETsの構成成分の濃度を測定し、active BD群はinactive BD群や健常群と比較してその濃度が上昇していました。BD群の好中球は健常群と比較して自発的なNETosisが多くみられ、興味深い内容でした。

担当:S