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各科初期研修カリキュラム

泌尿器科

★泌尿器 uro②.jpgda Vinciを用いたロボット手術に力を入れており、前立腺全摘、腎部分切除、膀胱全摘などの症例をロボット手術で多く行っております。また、大学病院でありながら尿路性器悪性腫瘍のみならず前立腺肥大症や神経因性膀胱などに伴う排尿障害、男性不妊症、尿路性器感染症、尿路結石などの良性疾患も幅広く診療しています。当講座は2部門、3診療科(成人泌尿器、小児泌尿器、腎臓外科)から成り立っており、各分野で専門性の高い診療をしています。

指導医(人数) 7名
専門医(人数) 7名
指導医・専門医(氏名) 藤村 哲也高山 達也黒川 真輔安東 聡

研修概要

高齢化社会を迎え、前立腺癌、前立腺肥大症、尿失禁などの泌尿器科疾患が増加し、泌尿器科の臨床的需要は拡大傾向にあります。当科では、泌尿器科指導医によるマンツーマンでの指導の下に、泌尿器科領域におけるプライマリケアを習得するとともに医師として望ましい診療態度を習得します。診療チームの一員として、外来・病棟診療ならびに手術に参加し、泌尿器科疾患全般を経験し、泌尿器科特有の基本的検査・治療手技・診断知識を短期間に習得できるようなカリキュラムとなっています。

研修内容(1~3ヶ月間)

経験できる症例の平均的モデルを示します。
病棟では、指導医の下で入院患者を受け持ち(約15症例)、担当患者を診察し、診断・治療に関してアカデミックな観点から計画をたて実践します。手術には助手として参加し、術前術後管理を習得します。また、早期の段階から指導医の下で小手術、経尿道的手術は執刀医として経験していただきます。

到達目標

(1)一般目標(GIO)  泌尿器疾患の病態・診断・治療を理解し、泌尿器科の診断や手技を理解する。        1) 病歴聴取、全身診察、局所診察法(腎、前立腺、陰嚢内容)など 泌尿器科的診察が出来る。
2) 指導医のもとで尿検査、超音波検査(腎、膀胱、前立腺)、放射線検査、膀胱鏡検査、下部尿路機能検査を実施またはオーダーし、評価できる 。
3) 指導医のもとで導尿、尿道カテーテル留置、膀胱瘻造設、腎瘻造設や尿管ステント留置を行うことが出来る。
4) 術者あるいは助手として手術に参加するし、手術内容を理解できる。        

(2)個別目標(SBO)                                         
1.診断・検査手技
□前立腺直腸診
□腎、膀胱、精巣、前立腺の超音波検査
□膀胱尿道鏡検査
2.治療手技
   □導尿法
   □留置カテーテル交換
  3.手術手技
   □切開・縫合
   □前立腺生検
   □精巣摘除術
   □経皮的腎瘻造設
   □経皮的膀胱瘻造設
   □体外衝撃波結石破砕術(ESWL)                                                 

週間スケジュール

午前 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
病棟回診 抄読会、病理カンファレンス、病棟回診、手術 病棟回診 病棟カンファレンス、教授回診、手術 病棟回診、手術
午後 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
外来検査、外来小手術 手術、、医局会、外来カンファレンス 外来検査、外来手術(体外衝撃波砕石術) 手術、外来検査・小手術 手術

研修協力病院

自治医科大学附属さいたま医療センター、新小山市民病院、JCHOうつのみや病院、芳賀赤十字病院、古河赤十字病院、佐野厚生総合病院、とちぎメディカルセンター下都賀総合病院、とちぎメディカルセンターとちの木病院、今市病院、結城病院、真岡病院、小金井中央病院、二宮中央クリニック

経験できる症例

尿路性器腫瘍、尿路結石、尿路性器感染症、神経因性膀胱、腎後性腎不全、男性性機能障害、尿路性器奇形、腎外傷、尿道損傷、男性不妊症

指導医からのメッセージ

様々な出身大学の医局員が目標に向かい、一丸となって臨床、研究、教育に取り組んでいます。成人泌尿器、小児泌尿器、腎臓外科の各部門のスペシャリストが揃っており、質の高い研修が受けられます。また、da Vinciのdry、wet trainingも可能でこれからda Vinciを習得するのにうってつけの環境がそろっております。 私たちと共に研修をしていただく先生をお待ちしております!!

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