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各科初期研修カリキュラム

小児整形外科

image002HP.jpg小児整形外科は、小児整形外科全般を扱う科であります。しかし、子ども医療センターという特殊性を重要視しており、一般的な小児骨折などの外傷は整形外科外傷グループに任せるか、関連病院に治療をお願いしております。当科では、脊柱側弯症などの小児脊椎疾患、先天性内反足、麻痺性内反足などの小児足部疾患、ペルテス病、先天性股関節脱臼、脳性麻痺や二分脊椎による麻痺性股関節疾患の診断と治療を中心に活動しております。

指導医(人数) 4名
専門医(人数) 4名
指導医・専門医(氏名) 吉川一郎渡邉英明萩原佳代菅原亮

研修概要

当科は手術後にできるだけ早期の退院を心がけておりますので成人各科と異なりまして、病棟業務で終日を過ごすということはありません。外来にて指導医とともに外来の新患、再診患者を診察しながら小児整形外科疾患の診かた、治療の考え方をたくさん学ぶことができます。また、手術症例も豊富です。

研修内容(1~3ヶ月間)

原則として指導医と一緒に終日行動を共にしてもらいます。

到達目標

(1)一般目標(GIO)
小児股関節疾患、歩容異常、脊柱側弯症、小児足部疾患の診断と治療方針が独力で可能となる。 ギプス巻き治療に習熟する。

(2)個別目標(SBO) 
小児整形外科関連の学会発表、論文発表に指導を受けることができる。

週間スケジュール

午前 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
外来患者診察の手伝い、病棟患者の診察と処置 病棟診察&処置 教授回診 外来患者診察の手伝い 手術参加
午後 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
外来患者診察の手伝い 病棟診察&処置

病棟診察&処置
月に一回、二分脊椎外来診察の手伝い

病棟診察&処置 手術参加

研修協力病院

とちぎメデイカルセンターしもつが、新上三川病院、那須中央病院、結城病院

経験できる症例

脊柱側弯症、斜頸の数々、小児股関節疾患、小児足部疾患、脳性麻痺&二分脊椎などの麻痺性疾患など

指導医からのメッセージ

整形外科医を希望する医師には、小児整形外科は、整形外科全般をマスターしてから研修をするのが望ましいと考えます。しかし、将来的に小児関連の医師を希望するものには(特に小児科)、すべての症例が勉強となり、良い経験ができると思います。研修期間が1か月間では、「お客さん」で終わる危惧がありますので是非最低3か月間の研修を希望されてください。きっと、有意義な研修ができると保証します。

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