2009年03月30日 02:03
第2回アラン・レフォー教授による外科手技セミナー開催風景
2009年3月24日、メディカルシミュレーションセンターで、Visiting Student Seminarである「第2回アラン・レフォー教授による外科手技セミナー」が開催されました。
指導:アラン・レフォー教授(メディカルディレクター)
このセミナーは一泊二日で行われ、1日目は講義、2日目は動物ラボ・腹腔鏡手術の実技等がありました。全国から12名の医学生が自治医科大学に集まり、2日目の午後、医学部メディカルシミュレーションセンターで講義、直腸診断、内視鏡による基礎訓練、超音波診断を、シミュレータを使って実習しました。3つのグループに分かれた医学生たちは、以下について研修しました。
直腸診断
臨床経験の豊富な医師の指導の下、直腸診断用シミュレータを使って、直腸の病変を指で触れ診断しました。
内視鏡下の操作訓練
レフォー教授の指導で、内視鏡で箱の中をのぞきながら、3色のチューブを移動させたり、小さなボールを4つの皿の上に移動させたり、手術器具でのチューブの受け渡しなどを体験しました。
道具に慣れないことやスコープでは遠近感が取りづらいことから最初はぎこちない動きでしたが次第に慣れてきて、最後はかなりスムースに操作できるようになりました。
超音波診断装置
超音波の照射で得られた映像を基に病変箇所を見つけたり、大きさを測定しました。