後期研修(シニアレジデント)プログラム

自治医大血液科では、初期研修2年を終了後、3年目から直ちに血液学の専門研修を始めていただく早期専門コースと、あと1年間一般内科を研修していただき、4年目から専門研修を始めていただく一般内科コースの二つを用意しています。御希望によってはそれ以外の研修スケジュールを準備することも可能ですので、御相談ください。既に後期研修中あるいは修了後でも参加可能です。

通常の早期専門コースでは、血液科病棟および無菌治療部病棟の両方を担当し、血液内科の一般診療から造血幹細胞移植まで幅広く診療を経験します。原則として指導医、後期研修医、初期研修医の3人で診療チームを構成します。希望に応じて他科へのローテーションも検討いたします。臨床研究にも着手し、学会発表や論文発表を体験していただきます。また、途中で関連施設への1年程度の派遣を予定しいています。これは大学病院では経験することができない高齢者の診療や終末期診療などを身につけるためです。後期研修の期間は厳密には定められていませんが、希望者はどの年度からでも大学院に進学することが可能です。1~3年程度の国内留学の受け入れも可能です。


内科認定医・血液専門医取得

当院は、日本内科学会、日本血液学会、その他数多くの学会研修認定施設であり、各学会認定の指導医が上級医として指導します。

このため、入局後に内科学会認定医、総合内科専門医、血液専門医、輸血認定医、臨床腫瘍専門医などの取得が可能であり、血液専門医資格はほとんどの医局員が取得しています。


関連施設への派遣

一般内科および血液内科診療の実力向上のため、原則1年単位での関連施設派遣があります。

派遣先病院:栃木県立がんセンター、小金井中央病院、那須赤十字病院

附属さいたま医療センター血液科との人事交流も活発に行われています。


学位取得

① 大学院進学による博士号取得

 大学院進学は、希望があればいつでも可能です。大学院進学後に研究室に所属し、医学研究の基本から学びます。研究テーマに沿って4年間で学位論文を作成し、医学博士を取得します。


② 論文提出による博士号取得

 大学院に進学せず、シニアの時期から研究室に所属し、医学研究を開始します。血液科の診療と両立して研究を行うので論文を仕上げるまで時間と努力が必要ですが、学位取得まで教室員がサポートします。


海外留学

通常、学位取得後に2~3年間の海外留学が可能です。

主な留学先: National Institute of Health、Rockfeller Univ.、Harvard Univ.、Memorial Sloan-Kettering Cancer Center など。


将来の進路

血液科の先生方は守備範囲とする分野が広く、逆に医師は少ないため、様々な施設に好条件で就職しています。

OBの進路: 大学教授、勤務医(中核病院の血液内科部長など)、病院開業、製薬企業など。


出産・育児など

病院規定に沿って、産休、育児休業をとることができます。また、復帰後は希望があれば「時間短縮」医員や外来診療中心の勤務体制を取ることも可能です。