脳神経外科について

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脳神経外科について
國井 尚人

自治医科大学脳神経外科 教授 國井 尚人

教授のご挨拶

このたび、自治医科大学脳神経外科教授を拝命いたしました國井尚人でございます。 

自治医科大学は、「地域医療に貢献する医師の育成」を建学の精神として設立され、これ まで全国各地の医療を支える人材を育成してまいりました。本学脳神経外科もまた、地域に根ざした医療の中核としての役割を担っております。

栃木県では高齢化の進行に伴い、脳卒中をはじめとする脳神経外科疾患の医療需要が今後さらに増大することが見込まれています。一方で、医療資源には地域差があり、すべての 医療機関が同じ機能を担うことは難しい状況にあります。こうした中で、それぞれの医療機関が役割を分担し、連携しながら地域全体で医療を支えていくことが重要であると考えています。

当科は大学病院として、高度で専門的な医療を担う中核拠点としての役割を果たすとともに、地域の医療機関と密接に連携し、患者さんが適切な医療に円滑にアクセスできる体制づくりに努めてまいります。

診療においては、常に患者さんの立場に立ち、「自分の家族であればどのような医療を望むか」という視点を大切にしています。安全で質の高い医療を提供することはもちろん、十分な説明と納得のもとで治療を受けていただけるよう心がけています。

また、医療の質を支えるのは人材であり、若手医師の育成は重要な使命の一つです。主体的に考え、責任を持って診療にあたる姿勢を養うとともに、安全で確実な医療を提供するために不可欠な外科手術技量の習得を重視した教育を行っています。 

これまで当教室は、てんかん外科および神経科学の分野において発展を遂げてまいりました。この伝統を継承しつつ、脳血管障害や脳腫瘍など幅広い領域において高い水準の医療を提供し、地域から信頼される教室であり続けることを目指してまいります。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。