入局者の声・専門医合格者の声

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入局者の声・専門医合格者の声

入局者の声

入局早期から脳外科医として
様々な経験ができる環境が整っています

私は自治医科大学を卒業後、同附属病院で初期研修医として勤務し、その後当院の脳神経外科に入局しました。入局して半年が経過したところですがすでに様々な手術に参加し、執刀もさせていただきました。脳外科医としては手術だけではなく脳内出血やくも膜下出血といった脳卒中の初期対応も重要な業務の一つですが、日中夜間問わずバックアップ体制がしっかりしているためマネジメントを上級医とともに考え、実行することが可能となっております。

またてんかんセンターも併設されているため、長時間ビデオ脳波モニタリングを通じた脳波の判読やてんかん外科の手術に携わることも出来る環境です。当院は栃木県の南部にあるため、栃木県のみならず、茨城県西部、埼玉県北部の医療機関、医療圏から患者様が集まってくるため時として業務が多忙になることもありますが、自分が執刀した患者様が元気に自宅退院でき、外来に顔を出してくださったときなど脳外科医としてとても大きい喜びを経験できるかと思います。

入局早期から脳外科医として様々な経験ができる環境が整っております。興味を持っていただけた方はまず病院見学にいらしていただけたら幸いです。

臨床助教 小倉 竜雅

専門医合格者の声

臨床助教 八木澤 伯耶

臨床助教 八木澤 伯耶

当医局は小所帯ですが、その分指導医の先生との距離が近く、熱心に指導していただきました

この度、第59回日本脳神経外科学会専門医認定試験に合格いたしました。私は山形大学卒業後、地元栃木県にある自治医大で初期研修を行いました。そのまま自治医大の脳神経外科に入局し、後期研修をスタートしています。

現在、脳神経外科が対象とする疾患は、脳血管障害や外傷・脳腫瘍に加え、てんかん・パーキンソン病等の機能的疾患や、小児脳神経疾患、脊髄・脊椎疾患など、多岐に渡ります。もちろん専門医試験でもこの膨大な分野の専門的知識や診療技術が要求され、受験当日のプレッシャーは相当なものでした。

当医局での後期研修を振り返ると、上記に挙げた分野のほとんどを基幹施設で経験することができたと思います。特に機能的疾患や小児脳神経疾患分野も含めて自施設で研修できたことは他の医局と比較すると珍しいことで、かなりのアドバンテージであったと感じています。

また、当医局は比較的小所帯ではありますが、その分指導医の先生との距離も近く、熱心に指導をしていただきました。さらに、専門医受験前の数ヶ月間は外来や当直以外の業務から外していただき、しっかりと勉強を進められました。

今年度は私一人の受験でありましたが、無事合格できたのもこの自治医大での環境ゆえであり、お世話になった先生方に感謝を申し上げたいと思います。今後は脳神経外科専門医として、さらに精進していく所存です。