魅力満載の皮膚科学をバックグランド豊かな仲間たちと一緒に極めてみませんか。

医局員募集

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 自治医科大学皮膚科学講座 医局紹介

【当科の特徴】

当科には、全国さまざまな大学出身・多様な経歴をもつ医師が多数在籍しています。本学卒業生は、卒業後は義務年限により出身都道府県での地域医療に従事しますが、入局している医局員は、勤務先は自治医科大学附属病院、派遣先は主に栃木県内になります。ですから、当医局に入局した医師は派閥もなく、互いのバックグラウンドを尊重しながら、誰もが相談しやすい医局風土が形成されています。近年では、他県からの義務年限を終えた本学卒業生の入局もみられ、多様なキャリアステージの医師が活躍しています。豊富な症例を求めて、他大学から研修に来られる先生方も少なくありません。

当科では、乾癬、悪性黒色腫、アトピー性皮膚炎、自己免疫性水疱症、薬疹、脱毛症など、皮膚免疫疾患・皮膚腫瘍の症例が豊富に集まり、全国的にも有数の症例数を誇ります。生物学的製剤、免疫チェックポイント阻害薬、分子標的治療といった最新の治療にも積極的に取り組んでおり、難治性の水疱症や薬疹に対する血漿交換療法や免疫グロブリン療法も行っています。皮膚外科については、週に3日、中央手術室で手術を行っています。うち2日は午前中に局所麻酔での手術を、残る1日は全日をかけて全身麻酔による手術を行っており、皮膚悪性腫瘍の切除・再建、リンパ節郭清、皮弁・植皮術、下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術など、多様な外科的手技を経験できます。

内科的治療から外科的治療、病理診断・遺伝子解析まで一貫して学べることは、皮膚科ならではの魅力です。また、栃木県内には多数の地域連携病院やクリニックがあり、外勤も行きますのでcommon diseaseにもしっかり対応できる診療経験が積めます。

【子育て中の医師をサポートする制度】

当科では、法律に基づく産休・育休制度に加え、本学独自の「育児短時間勤務制度(週20時間/30時間)」があります。お子さんの成長に合わせた柔軟な働き方ができ、キャリアと家庭を両立させながら皮膚科研修を継続することが可能です。
院内には保育ルームがあり、病児保育・一次託児・夜間保育にも対応しています。実際に、育児短時間勤務を利用している医師や、育児中の皮膚科専門医が複数在籍しており、無理なく長く働ける環境が整っています。

【教育体制と研修プログラム】

皮膚科専攻医として入局後は、皮膚科専門医取得に向けて5年間の研修プログラムを実施しています。初期は1~2年間、自治医科大学病院で主に病棟業務や入院患者の診療を担当します。その後、連携施設(栃木県内や首都圏)での研修を1年間行い、残りの期間を当大学病院での研修となります。バランスよく外来・入院・研究を経験できる構成です。また、定期的なカンファレンスや勉強会も充実しており、専門医取得のための知識・技術・姿勢がしっかり身につくようサポートしています。

【当科からのメッセージ】

「たくさんの症例を経験したい」「最先端の治療に触れたい」「皮膚科学の奥深さをもっと知りたい」そんな熱意のある皆さんを、私たちは心から歓迎します。進路に迷っている方も、まずは一度、当科の空気を“肌で感じて”みてください。見学は随時受け付けておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。あなたの“やりたい”がきっと叶う医局です。

 

先輩研修医の声

女性医師A先生

自治医科大学は、大学の特性から卒業生が卒後すぐに皮膚科に入局することはありません。ですので、入局者の多くは他大学出身であり、学閥がなく和気藹々とした雰囲気です。

また、当科には栃木県内外から多数の患者さんをご紹介いただくため、多様な症例を経験できる点が最大の魅力です。足白癬や帯状疱疹などのCommon diseaseから、悪性黒色腫の手術・薬物療法まで幅広く経験できます。教科書でしか見たことがない症例や、教科書にも載っていないような症例に出会うこともあります。さらに、学会発表の機会も多く、遠方の学会参加時には旅費の一部補助もあります。研究を行いたい方にも門戸が開かれており、希望があれば基礎研究を行うことも可能です。

このように、様々な経験を積めるのが自治医大皮膚科の特徴と思います。知識、技術を積極的に身につけたいと考えていらっしゃる先生にはうってつけの研修先と思いますので、ぜひ自治医大皮膚科への入局をご検討ください。

 

男性医師B先生

東京大学皮膚科に入局後、自治医科大学皮膚科学講座に派遣され、現在2年目になります。主に入院患者を担当しながら、手術や病棟管理、カンファレンスなど、幅広い経験を積んでいます。

自治医大皮膚科では、皮膚免疫疾患から悪性腫瘍まで多彩な症例に日常的に触れることができ、診断・治療に関する実践的な力を身につけることができます。県全体の皮膚科診療を支える立場として、commonからrare症例まで幅広く学べる点が大きな魅力です。

スタッフの先生方はとても教育熱心で、若手の疑問にも丁寧に対応してくださり、学びやすい雰囲気があります。教授は探究心にあふれ、患者さん第一の姿勢を貫きながらも、医局を明るくまとめてくださる存在で、若手にも積極的に発表の機会を与えてくださいます。

私自身も海外学会で発表を経験する機会を得られ、視野が大きく広がりました。皮膚科の幅広い分野に興味がある方や、診療を通じて成長したい方にとって、非常に恵まれた環境だと思います。ぜひ一度、見学にお越しください。

 

 

見学希望の方へ

毎週火曜日に以下のスケジュールで見学を受け付けています。
火曜日の見学をお勧めしますが、他の曜日でも対応いたします。

<タイムスケジュール>

AM 病棟教授回診
医局員と一緒にランチ
PM 外来クリニカルカンファレンス
16:00~ 病理組織カンファレンス

 

 

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