センターのご案内

理念・基本方針と患者の皆様の権利等

理念

平成16年6月30日制定

  1. 患者中心の医療
  2. 安全で質の高い医療
  3. 地域に根ざした医療
  4. 心豊かな医療人の育成

基本方針

平成16年6月30日制定

  1. 患者の皆様を尊重し、開かれた安心できる医療を提供します。
  2. チーム医療を推進し、安全で質の高い医療を提供します。
  3. 地域との連携を深め、基幹病院としての役割を果たします。
  4. 地域医療に貢献する医療人を育成します。

臨床における倫理に関する方針

平成16年8月4日制定
平成27年7月1日改定
令和2年4月1日改定

  1. 患者や家族の皆様の心情に配慮し、十分かつ偏りのないインフォームド・コンセントを実施します。
  2. 診療上の同意や選択にあたっては、患者の皆様の人権と自己決定権を尊重するとともに、意思が確認できない場合にあっては、家族の意向や関係法規を踏まえ、安全で質の高い医療を提供します。
  3. 患者の皆様のプライバシーや個人情報を保護し、職務上の守秘義務を遵守します。
  4. 人工妊娠中絶については「母体保護法」を遵守するとともに、胎児診断や生殖補助医療についても、ガイドライン等に基づき、適切に対応します。
  5. 宗教上の理由により輸血を拒否される場合には、「宗教的理由による輸血拒否に関する方針」に基づき、適切に対応します。
  6. 尊厳死、臓器提供や脳死判定については、関係法規やガイドライン等に基づき、リビングウィルや家族の意思を尊重し、適切に対応します。
  7. 医学の発展に向けての臨床研究の実施に当たっては、関係法規やガイドラインを遵守します。
  8. 治験の実施に当たっては、関係法規・ガイドラインを遵守します。
  9. 遺伝子検査や遺伝子治療の実施に当たっては、関係法規・ガイドラインを遵守し、適切に対応します。
  10. センター内のすべての倫理に関することは、センター内の関係委員会等において、十分な検討を行い適切に対応します。

患者の皆様の権利について

平成16年8月4日制定

医療は、患者の皆様と医療機関との十分な信頼関係で成り立っております。当センターでは、医療従事者の良心に従って最善を尽くすとともに、センターの理念・基本方針に基づき、患者の皆様の権利を尊重します。

  1. 個人の人権が尊重され、安全で質の高い医療を平等に受ける権利があります。
  2. 病気や診療、看護について、わかりやすい言葉や方法で情報提供を受ける権利があります。
  3. 十分な情報提供を受けた上で、ご自分の希望や意見を述べることができると共に、治療方法などを自らの意思で選ぶ権利があります。
  4. いかなる段階においても、病気あるいはその治療方法などについて、他の医療機関の意見を聞く権利があります。
  5. 診療の過程で得られた個人情報は、常に守られる権利があります。

子どもの患者の権利について

令和3年10月1日制定

  1. どもたちは、ひとりのにんげんとしてたいせつにされ、もっともよいとおもわれるりょうけることができます。
  2. どもたちは、あんしんできるかんきょうで、あんぜんりょうけることができます。
  3. どもたちは、びょうりょうについて、わかりやすいことせつめいけることができます。
  4. どもたちは、じゅうぶんせつめいけたうえで、ぶんがんがえやちをびょういんひとぞくつたえることができます。
  5. どもたちは、しんぱいなときやあんなときはなんでもびょういんひとぞくいたり、はなしたりすることができます。
  6. どもたちは、にゅういんしていても、べんきょうしたりあそんだりすることができます。
  7. どもたちやぞくは、ぼうすればほかびょういんけんくことができます。
  8. どもたちやぞくじんじょうほうやプライバシーはいつでもまもられます。

患者の皆様へのお願い

平成16年8月4日制定
平成30年4月1日改定

安全で質の高い医療を提供するためには、患者の皆様とのより良いパートナーシップと、皆様の医療への参加が必要と考えております。次の事柄を十分ご理解いただき、ご協力をお願いします。

  1. ご自身の健康に関する事を、できるだけ詳しくお話ください。
  2. 診療等について説明を受けてもよく理解できない場合は、遠慮なくお尋ねください。
  3. 療養中または治療中に不安を感じましたら、直ちにお知らせください。
  4. 他の患者の皆様の迷惑にならないよう、ご配慮を願います。
  5. 当センターは、地域の中核病院としての役割を果たすため、急性期の治療が終了した方には、お近くの医療機関へ紹介をさせていただくことがあります。より多くの方々が当センターでの医療を受けられますよう、ご協力お願いします。

なお、当センターは明日の医療を担う人材を育成するための教育・研修機関でもあります。ご理解とご協力を併せてお願い致します。

暴言・暴力等に対する当センターの対応について

令和3年11月1日制定

次のような行為に対し、職員から注意・勧告などを行っても改善されない場合や緊急を要すると判断した場合には、診療をお断りすることや強制退院、当センターへの出入り  禁止の通告、警察への届出・通報等然るべき措置を講じることがあります。 センター、職員との信頼関係の維持及び職員の安全を確保のためご理解ください。

  1. セクシュアル・ハラスメントや殴る、蹴る、物にあたる等の暴力行為、若しくはそのおそれが強いとき
  2. 大声を出す、暴言または脅迫的な言動(誹謗・威嚇・中傷などを含む)がある
  3. 解決しがたい要求を繰り返し行う
  4. 職員に対し謝罪や謝罪文の交付を強要する行為
  5. 職員に対して執拗に面談を求める行為
  6. 建物設備等を破損する
  7. 受診に必要の無い危険な物品をセンター内に持ち込む
  8. SNSなどを使い、暴言や虚偽の内容を拡散させる、または当センター及び職員に対する誹謗中傷等を行う行為
  9. 療養に専念せず診療目的に従った行動をしない場合や、無視・長時間の居座りなどを含む迷惑行為
  10. センターの規則、職員の指示に従わない行為(飲酒・喫煙・無断外出・無断外泊・録音・録画・写真撮影等)
  11. その他センター長が必要と判断したとき

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