私的免疫学ことはじめ (97) 関節リウマチとSLE(7) 衝撃の論文
2025年12月26日 教授ぶろぐ(超不定期掲載)
関節リウマチの論文が一段落してちょっと一息ついた所で驚きの論文を見つけてしまいました。皮膚筋炎(dermatomyositis, DM)の治療に抗IFN-β抗体であるダズキバートが有効だった、という報告がLancetに載 …
私的免疫学ことはじめ (96) 関節リウマチとSLE(6) I型IFNとTNF–排他的な関係ではないのかもしれない
2025年12月25日 教授ぶろぐ(超不定期掲載)
末梢血由来単核球にpoly I-Cを加えた場合、αもβも、どちらのインターフェロン(interferon, IFN)も産生されない、ということは、2本鎖RNAを認識する重要な受容体であるToll様受容体3 (Toll-l …
私的免疫学ことはじめ (95) 関節リウマチとSLE(5) αかβか、それが問題だ
2025年5月27日 教授ぶろぐ(超不定期掲載)
IFN-αだろうが、βだろうが、受容体に結合した後のシグナルは共通なのだからどちらでもいいじゃないか、という考え方もありますが、そうとも限りません。産生細胞が異なる可能性があります。I型IFNがα、βと名付けられる前はそ …
私的免疫学ことはじめ (94) 関節リウマチとSLE(4) 関節リウマチとIFN
2025年4月8日 教授ぶろぐ(超不定期掲載)
2022年に私にとって興味深い論文が2つ相次いで報告されました。一つは Iwasaki et al., Dynamics of Type I and Type II Interferon Signature Determ …
私的免疫学ことはじめ (93) 関節リウマチとSLE(3) IRF再登場
2025年1月10日 教授ぶろぐ(超不定期掲載)
2005年にSLEとIRF5遺伝子の一塩基多型(SNP)とが関連することが報告されました(Sigurdssonら)。これは北欧からの報告だったのですが、その後他の地域からも同様の関連が報告されるようになりました。 IRF …
私的免疫学ことはじめ (92) 関節リウマチとSLE(2) 対立する疾患か?
2025年1月7日 教授ぶろぐ(超不定期掲載)
たとえばTNF阻害薬レミケード(インフリキシマブ)の添付文書を見ると、副作用の項目に自己抗体陽性(抗DNA抗体陽性、抗カルジオリピン抗体陽性、抗核抗体陽性)・・・などという記載があります。これらの自己抗体はSLEに見られ …
私的免疫学ことはじめ (91) 関節リウマチとSLE(1) 膠原病の二大巨頭
2024年12月20日 教授ぶろぐ(超不定期掲載)
さて、当科を受診する患者で一番多いのは関節リウマチ(rheumatoid arthritis, RA)患者であることは確かです。2番目は全身性エリテマトーデス(systemic lupus erythematosus, …
私的免疫学ことはじめ (90) Nfatc1 short formプロジェクト(16) 怒りのrebuttal
2024年11月1日 教授ぶろぐ(超不定期掲載)
破骨細胞分化におけるNfatc1 short formの役割についてはある程度知見が得られましたが、こういう結果はどのような雑誌に投稿すべきでしょうか。このノックアウト(KO)マウスは破骨細胞の機能異常で通常見られるよう …


