医局ブログ

  • HOME »
  • 医局ブログ

私的免疫学ことはじめ (68) 皮膚筋炎(2) 

まずはこの疾患に特異的な自己抗体の発見です。慶応大学のグループから、140 kdの大きさの抗原と反応する自己抗体が患者の血清中に存在する、ということが報告されました(Sato S et al., Arthritis Rh …

私的免疫学ことはじめ (67) 皮膚筋炎(1) 

さて、臨床の話題に戻ります。皮膚筋炎の話です。皮膚筋炎は多発性筋炎とセットで講義でも扱われることが多い疾患ですが、私が学生や研修医だった頃とは疾患概念が大きく変わっています。以前は「皮膚症状のある多発性筋炎を皮膚筋炎と呼 …

私的免疫学ことはじめ (66) AIについて思うこと(2)

藤井7冠がソフトと同じ手を指すのは、もちろんソフトで研究しており、その手を覚えているということがあると思います。プロ棋士の記憶力は桁外れのようですから。ただし、手の流れの全てを記憶しているということは流石にないでしょう。 …

私的免疫学ことはじめ (65) AIについて思うこと(1)

最近世間でChatGPTが話題になり始めましたが2022年の11月に発表され、その後5日間で利用者が100万人を超えていたようです。私は気づくのが相当遅かったと言えるでしょう。話を聞いて4月に初めて使ってみましたが、日本 …

長嶋先生 お祝い会 2023年5月

長嶋先生が6月1日より、 自治医科大学附属 さいたま医療センター リウマチ膠原病科教授に 就任されましたので、お祝いの会を開催しました。

第685回関東地方会 奨励賞・指導医賞受賞

2023年3月11日(土)、WEB/東京国際フォーラムで行われた 第685回関東地方会 において、当科の演者:西山千里先生・指導医:齊藤圭介先生が、 奨励賞・指導医賞を受賞しました。 おめでとうございます! 第685回関 …

私的免疫学ことはじめ (64) 破骨細胞再訪(10)  逆問題の話

話を元に戻すと、今回解きたい問題は、破骨細胞を誘導できるような TNF + XのXは何か? というものでした。我々の結論はX = IL-6だったのですが、IL-1やTGF-βも解の候補ということになります。「解無し(不能 …

優秀指導医賞 授賞式

当科の日下寛惟先生が、研修医を対象とした「研修評価アンケート」に基づき、 令和4年度 優秀指導医賞を受賞し、授賞式が行われました。 「優秀指導医賞」は、附属病院において、臨床研修医への指導及び教育等に 対する重要性の認識 …

アレ膠の New Face! 2023APR

アレルギー膠原病学講座の新しい仲間を紹介します。

« 1 2 3 4 27 »
PAGETOP