私的免疫学ことはじめ (63) 破骨細胞再訪(9) プロジェクトの補遺その2
2023年4月3日 教授ぶろぐ(超不定期掲載)
その興味深い論文のタイトルは”Osteoclast differentiation independent of the TRANCE-RANK-TRAF6 axis”です。このTRANCEとは何か。これは破骨細胞分化因 …
私的免疫学ことはじめ (62) 破骨細胞再訪 (8) プロジェクトの補遺その1
2023年3月22日 教授ぶろぐ(超不定期掲載)
2016年12月号のArthritis Rheumatol.誌の表紙は興味深いもので、RANKLによる破骨細胞分化の横にTNF/IL-6による破骨細胞分化が並んで骨を吸収している模式図です(O’Brien et al., …
JOHNS Vol.39 No.4 2023 に掲載されました
2023年3月17日 メディア出演情報
JOHNS Vol.39 No.4 2023 (特集;意外と知らないステロイドの知識)に 記事が掲載されました。 ◆ステロイド療法の副作用 山本翔太郎 佐藤浩二郎
私的免疫学ことはじめ (61) 破骨細胞再訪(7) 阻害すべきはJAKだった
2023年2月20日 教授ぶろぐ(超不定期掲載)
IL-6刺激の影響がStat3KOで消失しない謎、それはちょっと調べてみたらすぐに分かりました。ネットサーフィンで大阪市立大学の免疫制御学のホームページに行き当たり、IL-6刺激からc-Fos活性化のシェーマを見てみると …
日下先生が優秀指導医賞を受賞しました
2023年2月9日 医局NEWS
当科の日下寛惟先生が、優秀指導医賞を受賞者することになりました。 この賞は研修医からの評価が高く、指導及び教育等に尽力された 指導医に贈られる賞です。 日下先生、おめでとうございます!
私的免疫学ことはじめ (60) 破骨細胞再訪(6) また間違えた・・・
2023年1月27日 教授ぶろぐ(超不定期掲載)
それにしても、TNFとIL-6の組み合わせというのは・・・。2000年頃より関節リウマチに対して生物学的製剤としてTNFブロッカーが導入され、その高い効果と即効性により急速に広まりました。ほどなくしてIL-6阻害薬も使え …
私的免疫学ことはじめ (59) 破骨細胞再訪(5) 陰性対照の方で多核細胞?
2023年1月24日 教授ぶろぐ(超不定期掲載)
陰性対照というのは言い過ぎで、TNF + IL-4刺激のウェルの隣りにTNF + IL-6刺激のウェルを置いておいたのです。IL-6はRANKLによる破骨細胞分化を阻害する、というEndocrinology誌の論文を読ん …
私的免疫学ことはじめ (58) 破骨細胞再訪(4) プロジェクトは再び動き出す
2023年1月17日 教授ぶろぐ(超不定期掲載)
解きたい問題はRANKL ≑ TNF + X Xは何か? というものです。 X = RANKL – TNF と言いたいところですが、元々等号ではありませんし、そもそも算数の問題ですらありません。答えは複数存在するのかも …