医局ブログ

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私的免疫学ことはじめ (73) 研究に関する雑感(2)

もう一つの問題は研究費の問題です。製薬会社が奨学寄附金制度の廃止を発表するケースが急増しているように思います。この制度に関してこれまで色々な問題があったという経緯があることは理解できますが、適切なルールを作って運用すれば …

私的免疫学ことはじめ (72) 研究に関する雑感(1)

最近研究会などで色々なリウマチ・膠原病関連の教授の先生と話をする機会がありますが、研究に力を割くのが難しい、という話題になることが多々あります。一つには環境の大きな変化があると思います。どこの大学医学部でも病院での収益を …

私的免疫学ことはじめ (71) 皮膚筋炎(5) 

もう1つ重要な点として、MDA5自体がI型IFN刺激によって誘導される分子であることが挙げられます。I型IFNによってMDA5が細胞内で増え、そのMDA5にRNAが結合するとI型IFNの産生が促進される、というのは典型的 …

炎症と免疫 vol.31 no.2 2023 に掲載されました

炎症と免疫 vol.31 no.2 2023 特集:Clinical Science Ⅰ型インターフェロノパシーとその周辺 に記事が掲載されました。 ◆関節リウマチにおけるインターフェロンシグネチャーとその意義 佐藤浩二 …

私的免疫学ことはじめ (70) 皮膚筋炎(4) 

さて、このIP-10が抗MDA5抗体陽性皮膚筋炎の病勢を示すマーカーとなりえるのか?そこは今後の課題です。私たちが今参考にしている検査値は血清フェリチンです。これは当院ではその日の内に結果が出るため、とても有用です。ただ …

第63回 関東リウマチ研究会

2023年7月15日に行われた関東リウマチ研究会で発表しました。 第63回関東リウマチ研究会 プログラム

私的免疫学ことはじめ (69) 皮膚筋炎(3) 

それにしても、ただ同じグループに属しているだけだった私にもトラウマを残したIRF-2ノックアウトマウスの解析が、その研究を中心に行っていたH田さんにどれほどのストレスをもたらしたかは想像を絶します。結局このプロジェクトは …

私的免疫学ことはじめ (68) 皮膚筋炎(2) 

まずはこの疾患に特異的な自己抗体の発見です。慶応大学のグループから、140 kdの大きさの抗原と反応する自己抗体が患者の血清中に存在する、ということが報告されました(Sato S et al., Arthritis Rh …

私的免疫学ことはじめ (67) 皮膚筋炎(1) 

さて、臨床の話題に戻ります。皮膚筋炎の話です。皮膚筋炎は多発性筋炎とセットで講義でも扱われることが多い疾患ですが、私が学生や研修医だった頃とは疾患概念が大きく変わっています。以前は「皮膚症状のある多発性筋炎を皮膚筋炎と呼 …

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