医局ブログ

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私的免疫学ことはじめ (58) 破骨細胞再訪(4) プロジェクトは再び動き出す

解きたい問題はRANKL ≑ TNF + X  Xは何か? というものです。 X = RANKL – TNF と言いたいところですが、元々等号ではありませんし、そもそも算数の問題ですらありません。答えは複数存在するのかも …

抄読会 2023年1月12日

自治医科大学アレルギー膠原病学では毎週医局員が交代で抄読会を行っております。 Ophthalmic Eosinophilic Granulomatosis With Polyangiitis (Churg-Strauss …

私的免疫学ことはじめ (57) 破骨細胞再訪(3)  妄想は膨らんだが

TNFの(破骨細胞分化における)役割、それはRANKLの発現を促したり、RANKLの働きを助けたりすることではなく、もっと積極的にRANKL非依存的に破骨細胞分化に関わっているのではないか、という考えに至りました。前回言 …

私的免疫学ことはじめ (56) 破骨細胞再訪(2)  TNFとRANKL

関節リウマチ(rheumatoid arthritis, RA)の骨破壊について、大きな衝撃を受けた報告があります。TEMPOスタディという治験結果の報告で、これはRA患者にTNF阻害薬であるエタネルセプトを投与すると、 …

抄読会 2022年11月24日

自治医科大学アレルギー膠原病学では毎週医局員が交代で抄読会を行っております。 Differential clinical features of patients with clinically amyopathic d …

抄読会 2022年11月10日

自治医科大学アレルギー膠原病学では毎週医局員が交代で抄読会を行っております。 今回の抄読会では眼科ガイドラインに基づいたヒドロキシクロロキンの投与量とSLEの再発リスクについての論文を取り上げました(JAMA 2022 …

私的免疫学ことはじめ (55) 破骨細胞再訪(1)  振り出しに戻る

ヒトサイトカイン・ケモカインの話は前回までで一段落として、破骨細胞の話に戻ります。医科歯科時代(2006年)にTh17細胞が破骨細胞分化を促進するということを報告し、そのメカニズムはIL-17が骨芽細胞に作用して、破骨細 …

抄読会 2022年10月27日

自治医科大学アレルギー膠原病学では毎週医局員が交代で抄読会を行っております。 Pedro Lopez-Romero, Inmaculada de la Torre, Ewa Haladyj, Daniel Aletaha …

抄読会 2022年10月13日

自治医科大学アレルギー膠原病学では毎週医局員が交代で抄読会を行っております。 Effcacy and tolerability of subcutaneously administered methotrexate in …

抄読会 2022年10月6日

自治医科大学アレルギー膠原病学では毎週医局員が交代で抄読会を行っております。 Pharmacoeconomic analysis of biologics and methotrexate for rheumatoid …

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