自治医科大学 歯科口腔外科学講座

先輩の声

2023年度入局小貫安紀

小貫安紀

1入局を決めた理由

学生時代から口腔外科に興味があり、栃木県が地元であるため当科を見学しました。症例数が豊富で、研修医であっても初診から患者さんを診ることができ、手術にも立ち会えることがとても魅力的であり、当科への入局を決めました。

21年間を振り返って

1年間で外来と病棟を経験しました。外来では上級医の指導の下、外科処置を行いました。診療前に治療について相談でき、診療後にはフィードバックしていただけるため、疑問をすぐに解決でき、日々たくさんのことを学ぶことができました。病棟では口腔癌や顎変形症、口唇口蓋裂の患者さんを担当し、病棟管理や手術介助を行いました。全身疾患のある患者さんも多く、歯科だけでなく全身管理を学ぶことができました。

3自治医科大学医学部歯科口腔外科学講座を一言で表すと?

成長できる環境

4入局を希望する学生へのアドバイス

上級医の先生方が熱心に指導してくださり、知識・手技ともに日々成長できます。症例数も豊富で、口腔外科医を目指すのにはとても良い環境だと思います。ぜひ見学に来てください。

2023年度入局山沢美乃莉

山沢美乃莉

1入局を決めた理由

自治医科大学附属病院口腔外科は一流の指導教員陣による教育体制が整っているので、専門的な知識や技術を身につける機会が得られると考え、入局を決めました。また、幅広い疾患や手術に関わる患者様を診察・治療しているため、実践的な経験を豊富に積むことができることも期待しました。

21年間を振り返って

入局当初は不慣れなことが多く緊張しましたが、指導教員のサポートと同期の協力のおかげで少しずつ成長していくことができました。外来では数多くの抜歯を経験することができました。抜歯のみならず、上唇小帯切除術や腫瘍切除術、生検術など多岐にわたる外科的処置も経験することが出来ました。病棟においては口腔癌や顎変形症患者さんの病棟管理に加えて、コミュニケーションスキルやチームワークの重要性も学びました。一年間経験した今、入局当初に比べて自信を持って患者さんに対応できるようになったこと、手術技術が向上したことを実感しています。また、学会発表や論文作成の機会もあり、様々な経験をさせていただきました。

3自治医科大学医学部歯科口腔外科学講座を一言で表すと?

成長と学びの場

4入局を希望する学生へのアドバイス

様々な患者さんが治療を受けにくる病院なので、多くの治療法、手術等を学ぶ事ができ、実践経験を多く詰む事が出来ます。多くの症例を学びたい学生にとっては最適な場所です。ぜひ私達と一緒に頑張りましょう。

2023年度入局横山裕乙

横山裕乙

1入局を決めた理由

私が当科での研修を決めた理由は、病院歯科という特性を生かし、多様な疾患を有している患者さんに医科の専門の先生と連携して、EBMに基づいた歯科治療を実践できることに魅力を感じたからです。また入局1年目から放射線化学療法を含めた口腔癌治療や顎変形症等の口腔外科疾患に積極的に携われる環境があり、知識や手技を広げることができることも魅力に感じ、入局を決めました。

21年を振り返って

外来では、自験症例として早期から埋伏抜歯や普通抜歯を数えきれないほど経験できました。また全身麻酔下での埋伏抜歯を執刀することもでき研鑽を重ねることができました。多疾患を有する患者さんに対して、治療方針の立案に難渋することもありました。その際に経験豊富な指導医の先生方と症例検討を通して、疾患そのものを学習し、医科の先生方と連携して外科処置ができたことは、口腔外科処置を行う上で良い経験となりました。

3自治医科大学医学部歯科口腔外科学講座を一言で表すと?

熱意ある先生方と様々な疾患を1年目から経験することができます。

4入局を希望する学生へのアドバイス

1年目から埋伏歯、顎関節疾患、口腔粘膜疾患、周術期口腔ケア等の様々な症例を実際に経験でき、病態に応じた手技獲得ができるようになります。常に指導医に相談できる環境も整っており、早期から充実した研修が行うことができます。また学会発表の機会も豊富に設けられており、口腔外科疾患について研鑽を重ねられます。是非見学にいらして下さい。

2022年度入局峯村祐貴

峯村祐貴

1入局を決めた理由

地域基幹病院であり、外来小手術から腫瘍や顎変形症などの口腔外科疾患、有病者の歯科治療に至るまで多彩な症例を経験できるため。また、病院見学をしたときの研修医の先生方の様子やお話から、数多くの症例を経験し手技を身に付けることができると考えたため。

2当科の特徴

顎口腔領域の腫瘍、顎変形症、不正咬合、顎顔面インプラント治療、炎症、先天異常、外傷、嚢胞、口腔粘膜疾患、顎関節疾患などの様々な症例を経験できます。また、スタッフ同士のコミュニケーションがよく、診療が円滑に行われています。症例検討や抄読会なども活発に行われています。

3勤務内容

研修医は、外来と病棟をローテーションで回ります。外来では、新患を配当していただき最初から診療をしていきます。また、専門外来に参加させていただく事により、より専門的な症例を経験し、知識を深めています。病棟では、入院患者の管理および処置を主に行っており各症例に対しての手術および全身管理について学んでいます。

4研修を希望する学生へのアドバイス

大学病院ならではの多彩な症例を経験でき、自分で一から患者を担当させていただくことにより知識や経験、手技を深めることができます。また、チーム体制が組まれているため分からないことがあった時にはすぐにオーベンの先生から教えていただける環境です。口腔外科に興味がある方は是非1度見学に来てください。

2022年度入局安武茉由

安武茉由

1入局を決めた理由

大学生の時に見逃してはならない口腔外科学的疾患について学び、自分で診断・治療ができるようになりたいと考えていました。栃木県が地元であること、病院見学時の印象、興味のある口唇口蓋裂の専門外来があることなどから、当科への入局を決めました。

2当科の特徴

入局1年目から様々な疾患を任せてもらえます。熱心で優しい先生方ばかりで、常に上級医に質問できる環境、上級医からいろいろと指導していただける環境がとてもありがたいです。

3勤務内容

外来では埋伏智歯の抜去、生検、全身疾患を抱える入院患者さんの一般歯科治療等を経験しました。手術室では、頸部郭清、腫瘍切除後の再建、顎変形症の骨切り術をはじめ、様々な手術に入らせていただき、毎週多くのことを学んでいます。また、研修医は病棟業務も半年間経験できます。口腔のみならず全身的なフォローの仕方を身につけられるとのことで、楽しみにしています。

4研修を希望する学生へのアドバイス

口腔外科医の第一歩として経験を積むにあたり、とても良い研修環境だと思います。栃木県で有意義な2年間を過ごしたい皆様、一緒に勤務できる日を楽しみにしています。

2021年度入局大房悠里

大房悠里

1入局を決めた理由

口腔外科の中でも幅広く学びたかったために症例数が豊富な自治医科大学を選択しました。また、将来的に生まれ育った栃木県で働きたいと思ったためです。

2当科の特徴

北関東には歯学部のある大学がないため、当科では口腔癌や顎変形症、口唇口蓋裂など幅広い疾患に携わることができます。医学部附属病院で他科との垣根が低いことも特徴と思います。放射線治療科とのカンファレンスはとても勉強になります。また、研修医に対して上級医の先生の人数が多く、経験豊富な先生方から手厚い指導を受けることができます。質問に対してどの先生も丁寧に答えて下さり、安心して研修に取り組むことができます。

3勤務内容

外来研修では、上級医と相談しながら治療方針を決定し、外科処置を行います。最初は、下顎水平埋伏智歯や有病者の歯の抜去を行うことが多いです。2年目では1日に10~20人の患者を診察しています。病棟研修では、入院患者の担当医となり、主に口腔癌、顎変形症等の患者の手術介助と術前術後の周術期管理、口腔癌に対して化学療法と放射線療法を受ける患者の全身管理を担当します。

4研修を希望する学生へのアドバイス

研修は辛いことや悩むこともあります。しかしながら、新たな知識を身につけたり、できなかった手技ができるようになる嬉しさを経験することが、これからも口腔外科で頑張っていきたいという励みになります。学会発表の機会もあり、充実した研修になっています。是非当科へ見学に来てください。